2014年6月13日(金)
E3 2014のカプコンブースで開催された、家庭用版『ウルトラストリートファイターIV』を使用した大会“カプコン プロツアー”の模様をお届けする。なお、決勝戦の模様や優勝者コメントは動画で掲載している。
この大会は“カプコン プロツアー”の一環として行われる、ショーイベント的なエキシビジョンマッチ。インフィルトレーション選手やライアン・ハート選手など、日本でも知らている海外のプロゲーマーなどが招待されており、計8人によるトーナメント戦が行われた。試合形式は、海外の大会でおなじみのダブルエリミネーション方式(※)を採用。
※ 勝ち上がった選手(ウィナーズ)だけでなく、1回戦で負けた選手(ルーザーズ)同士でもトーナメント戦が行われる。最終的にウィナーズとルーザーズの勝者が戦い、大会の覇者が決まる。
参加選手はいずれも実力派プレイヤーということもあり、初戦からハイレベルな試合が展開。1回戦ではインフィルトレーションvsライアンという好カードもあり、ギャラリーからの歓声が場内に鳴り響いた。
▲エキシビジョンということで選手同士が馴れ合う姿も見られた。しかし、いざ試合が始まるとなると選手たちの顔は真剣そのもの。 |
▲インフィルトレーションvsライアンの試合は、接戦の末、インフィルトレーション選手に軍配が上がった。 | ▲ライアン選手を破った勢いで、順当な勝ち上がりを見せるインフィルトレーション選手。 |
▲この日はPRバルログ選手の誕生日だったらしく、ケーキのプレゼントやギャラリーがハッピーバースディトゥーユーを合唱するといったサプライズも。 |
試合の途中経過では、K-ブラッド選手の操るディカープリの勇姿が特に目立っていた。『ウルIV』で初参戦となるキャラクターなだけに対応し切れていない選手も多く、ガード方向を揺さぶる巧みな起き攻めや空中投げを絡めたコンボなどで対戦相手を苦しめる。
▲ルーザーズの決勝はジャスティン選手とPRバルログ選手が激突。この大会のジャスティン選手は最初にエレナを使っていたが、本調子ではなかったのか、途中からポイズンに変更していた。 |
決勝戦は、キャラクターを毎回変更して勝ち続けてきたインフィルトレーション選手と、殺意の波動に目覚めたリュウをメインにルーザーズから這い上がったPRバルログ選手の戦いに。ここからは現地で収録した動画で、両者の白熱した戦いをお届けしよう。
先に2試合連取されてからのインフィルトレーション選手の逆転劇という形で、カプコン プロツアーのエキシビジョンマッチは締めくくられた。大会後に優勝したインフィルトレーション選手からコメントもいただいたので、そちらもチェックしてほしい。
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