電撃オンライン

《ソードアート・オンライン》がクリアされる。2年間にわたり約1万人を仮想世界に閉じ込めた、世界初のVRMMORPG

文:てけおん

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※この記事は、“電撃文庫『ソードアート・オンライン』に登場するゲーム《ソードアート・オンライン》がもしも現実に存在したら、こういう記事が掲載されていたのでは?”というフィクションの記事となります。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。2022年11月6日の記事とあわせて読むと、より楽しめるかもしれません。
2022年11月6日の記事はこちら


 本日11月7日14:55に、《ソードアート・オンライン》がクリアされたことが明らかになりました。

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 《ソードアート・オンライン》は、2022年10月31日に発売されたナーヴギア用VRMMORPGです。

 同年11月6日より正式サービスがスタートしたものの、その後、ゲームにログインしたユーザーがログアウトできない状態に。さらに、ナーヴギアを物理的に外そうとすると高出力の電磁パルスが発生、装着者の脳を損傷し、死に至ることも明らかになりました。この事件は《SAO事件》と呼ばれ、本日に至るまでに約4,000人の死者が出ています。

 一連の事件は、ナーヴギアの設計および《ソードアート・オンライン》の開発を手掛けた茅場晶彦容疑者による人為的なものと思われていますが、茅場容疑者の足取りは事件発生から現在に至るまで不明となっており、事件の謎は依然として残ったままとなっています。

 この事件は終焉を迎えたわけではなく、新たな局面に移っただけともいえるでしょう。

約6,000人が帰還するも、いまだ目を覚まさないプレイヤーも

 現実世界へと帰還をはたしたプレイヤーは、およそ6,000人と見られています。彼らの証言によって、ゲームのクリアが判明しました。

 正確な被害の把握や、2年間もの長期にわたってゲーム内に囚われて植物状態となっていたプレイヤーたちの肉体面および精神面でのケアなど、多数の課題が残された状態となっています。さらに目下の大きな課題としては、“生存しているもののまだ目を覚まさないプレイヤー”もいることです。正確な人数および原因は不明ですが、こちらも早急に回復されることを願うばかりです。

《SAO事件》を経て、VRコンテンツの今後は?

 2年前に発生したこの《SAO事件》を契機に存続を危ぶむ声も上がっていたVRコンテンツ。しかし、安全機能に万全を配したVRマシン・アミュスフィアがレクトよりリリースされたことにより、急速な発展・拡大を見せています。

 多くのユーザーにとって、VRコンテンツは楽しみを得られるものとなっていますが、一方でデジタルドラッグや非合法のVRカジノなど、《SAO事件》とはまた違った角度の問題が発生しつつもあります。こうしたものとどう折り合いをつけていくのかも、VRコンテンツがさらに普及していくであろう今後の課題と言えるでしょう。

電撃オンラインのスタッフも帰還しました

 2022年11月6日掲載のニュース記事でお伝えした通り、電撃オンラインのスタッフも《ソードアート・オンライン》をプレイし、仮想空間に囚われていましたが、無事帰還したことをお伝えします。ご心配のお言葉をお送りいただいた皆様、どうもありがとうございました。



放送中のアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』の特集ページを展開中!

 そんなわけで、《SAO》クリアの日を記念した企画記事を届けしましたが、いかがでしたか? 

 なお、電撃オンラインでは現在放送中のアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』を盛り上げるための特集ページを展開中です。各話の感想なども掲載していますので、「こんな見方もあるのか」とか「そうそう、ここアツかったよね~」といった具合に、アニメを振り返って楽しんでいただけると幸いです。

 また、本編放送後には各キャスト陣のメールインタビューも掲載しています。こちらもぜひぜひご覧ください!

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