世界大会の賞金総額は約2,600万円。大人気のスマホ用MOBA『モバレ』日本代表決定戦をレポート

　5vs5のチームバトルが楽しめる『Mobile Legends（モバイル・レジェンド）』の国際大会である、ワールドチャンピオンシップに出場できる日本代表チームを決定する大会が10月13日に行われました。その様子をレポートします。
（主催：Prexy株式会社Japan Esports Guild／共催：株式会社PACkage／協賛：TAKUMI JAPAN株式会社）

●Mobile Legends M1日本代表決定戦-本戦-

日本代表決を決める高額賞金制国際大会

　スマホで遊べる本格的なMOBA（マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ）として人気の『モバイル・レジェンド』。11月に行われるワールドチャンピオンシップ（以下、M1）に出場する日本代表チームを決める代表決定戦が、10月13日に渋谷のヨシモト∞ホールで開催されました。

　この“M1日本代表決定戦”優勝者は11月にマレーシアにて行われるW杯に出場でき、さらに賞金30万が贈呈されます。またM1の賞金総額は25万USドル（約2,600万円）にもなる、夢のような大会となっています。

　先日行われた日本代表決定戦は、既に予選リーグを終えた本戦のため、出場チームは4つのみでトーナメント戦が行われました。

　予選Aグループを勝ち抜いた“10secondGaming+”と“GeForce gaming”、予選Bグループを勝ち抜いた“Freedom”と“ちょりーす部隊”の4チームの激しい戦いが展開しました。

　各チーム6名でのエントリーをしており、1試合ごとにゲーム内のメンバーを入れ替えることができます。ルールは1試合、2試合、3位決定戦は2本先取での勝利。決勝戦のみ3本先取となっております。

　また『モバイル・レジェンド』では、そのバトルでの使用禁止キャラを各チーム順番に決めるモードを採用しています。

　これにより、相手チームの得意キャラを封じたり、毎試合で編成を組む面白さが出てくるため、非常に見応えのある大会でした。

　ちなみにTシャツやパーカー、スマホリングなど、会場限定でのグッズ販売も行われていました。いつかはネット通販などでも購入できるようになるといいですね。

??M1日本代表決定戦本戦??
昨日公開した会場限定の販売グッズを更に公開します！！

会場限定での販売となりますので、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね??#M1 #モバレ pic.twitter.com/TAFDBev7wN

— JAPAN ESPORTS GUILD (@JEG_GUILD) October 9, 2019

　また、来場者や生放送の視聴者限定のアイテム引き換えコードなども用意されていました。今後のこういったイベントの際も目が離せませんね！

M1日本代表決定戦本戦

なんと、ご来場いただいた皆様には限定ゲーム内レアアイテムをゲットできます！??

しかし！遠くて行けない方もご安心ください！
生放送でも視聴者限定のアイテム引き換えコードが公開されますのでお見逃しなく！??#モバレ #M1 pic.twitter.com/8pMgs61IbY

— JAPAN ESPORTS GUILD (@JEG_GUILD) October 2, 2019

ストレート勝ちの強さを見せた決勝戦

　第一試合の“Freedom”対“GeForce gaming”は“Freedom”の勝利。そして、第二試合の“ちょりーす部隊”と“10secondGaming+”の勝者は“10secondGaming+”という結果に。

　こうして、決勝戦は“10secondGaming+”チームVS“Freedom”チームの対戦となりました。1戦目は、なんといっても“10secondGaming+”チームの自軍基地まで攻められてからの巻き返しでしょう。

　巧みな連携プレイで基地を死守して押し返したあと、一瞬の隙を突いてシュウがキャリーを撃破した場面は歓声があがりました。

　その流れで人数差ができ、見事“10secondGaming+”チームが勝利を納めました。

　2戦目は、試合時間9分半頃のロード付近での乱戦が勝敗の分かれ目に。

　単独で敵陣に深く入り込んだ“Freedom”チームのガイが“10secondGaming+”チームを引っ張る形で仕掛けたものの、乱戦中にチームの隼が撃破！

　これを皮切りに少し後退したことで、ロードを取られてしまいます。

　このロードが終盤で大活躍！　“10secondGaming+”チームは強力なロードと共にタワーに猛攻撃を仕掛けます。結果的に、戦場にはシュウとロードだけが残る形となり。なんと単独で基地破壊に成功していました。

　そして3戦目。“10secondGaming+”チームはタワー付近の攻防が非常に上手く、しっかり撃破を重ねて人数差が出てきた所で有利にタワー破壊を進めていました。

　終盤もセオリー通り、ロード出現とほぼ同時にロード撃破をし、ロードと共に敵基地を5人で攻め抜く圧倒的な強さと連携プレイが光っていました。

　ということで優勝したのは“10secondGaming+”チーム！

　1試合目でキーとなったシュウの立ち回りの上手さもさることながら、チーム全体の押し引きのタイミングやタワー付近での連携力が印象的なチームでした。世界大会でも、きっと優秀な成績を納めて来ること間違いなし！

　“10secondGaming+”チームには賞金30万が贈呈され、さらにM1日本代表として11月にマレーシアで行われるW杯に出場することになります。

　M1の賞金総額は25万USドル（約2,600万円）ということで、大きな盛り上がりが予想されます。日本代表として、ぜひ応援していきたいですね！

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