E3最後の(?)超大ニュース! 『MGS3』舞台はなんと60年代ということが判明
E3最終日、閉幕直前にE3取材班が行った小島監督インタビューで、『MGS3』の物語について衝撃の事実が判明。E3前日に行われたプレスカンファレンスで「その話は来年のE3で」とコメントされていただけに、取材陣は鼻血が出んばかりに驚かされた。
小島監督:「『MGS3』の舞台はなんと、1960年代、核兵器開発競争による核抑止が盛んな時期です。この時代こそ、高度に情報化された現在と違い、いわゆる潜入などのスパイ活動が最も効果的にできた時代なんです」
確かにこの時代は米ソの軍拡競争やキューバ危機など、軍事的な緊張感が高まり、特殊任務を背負ったスパイたちが活躍した時代。
続いて「これを見てください」と、言われて見せられたのが、カンファレンスにて配布された『MGS3 SNAKE EATER』のプレスキット。とてもきれいでおみやげにも最適、などと思っていたのだが、ここにすごい秘密が隠されていた。まずは、スタッフ紹介のチラシ。小島監督をはじめとするスタッフの生まれた年が大きく書かれ、その年に起こった重大事件の写真が掲載されているのだが、ここに見えるのがムービーで流されたソリッドたちの兵装に酷似。ちょっとこの分野に詳しい人ならばすぐにピンとくるようになっている。
さらにプレスキットに同封されたペーパークラフト。
小島監督:「完成させるとメタルギアができるんですが、なんと余るパーツがあるんですねぇ」
と自慢げな小島監督。確かによく見ると他とは色の違うパーツがたくさん。これを組み上げると……。
こんないろいろな謎かけを、まったく見落としした電撃の取材班。
小島監督:「日本の取材の方は、想像力が少なくてダメですねぇ」
なんて言われちゃいました。反省。
もう会場が閉まってしまうので、ペーパークラフトは日本に帰って慌てて作ります。
本当に忙しい中、インタビューを受けてくれた小島監督。「最初は黙っているつもりだったけど、E3も最終日なので、少しだけ情報を増やしてあげました」とのこと。ありがとうございます。
問題のチラシ。確かにムービーに登場したスネークはかなり若々しい感じでしたが……。
そしてこれがペーパークラフト。よく見なくてもほかとは違うパーツがあります。組み上げた写真は近く公開予定です。
■関連サイト
・コナミ
・E3 2003