【TGS】ドコモブースに中裕司氏登場。iモードの魅力とゲームの進化について語る

　本日9月26日14時からNTTドコモブースにおいて、スペシャルトークセッションが行われた。出席者はソニックチーム代表取締役・中裕司氏とNTTドコモの栗田穣崇氏の2名で、内容は「iモードの魅力とゲームの進化」というテーマで、iモード用のゲームについて語るというもの。
　
　まず栗田氏が中氏に「なぜ携帯電話用のゲームを作ろうと思ったか」と質問。中氏は「偉い人はみんなゲームが売れなくなった理由として『携帯電話に金を使うからゲームをやらなくなったんだ』って言うんで、それなら携帯電話用のゲームを作ってやろうと思ったのがきっかけです」と明快な答えを返していた。
　
　また、iモードゲームの魅力について中氏はそのシンプルさを挙げ、「“こういうゲームを作ろう”と思ったらすぐに作って世に出すことができる。ゲームクリエイターを目指している人はまずiアプリでゲームを作ってみるとゲーム作りのおもしろさがよくわかると思います。いまのゲームは何10人のスタッフが集まって作っていますけど、アプリの場合は1人で作ることができるので、手ごたえも感じやすい」と発言。
　
　さらに、先日発表されたFOMA対応の『ドラクエ』と『FF』についても「驚きました」と率直なコメントを述べ、「FOMAの前にまずは505i用の『ファンタシースター』を遊んでもらいたいです。そのあとにはセガとして大きなタイトルを用意していますので、そちらも楽しみにしていてください」と期待を持たせる話をしてくれた。
　
　短い時間ながら有意義な内容となったドコモブースのトークセッション。明日以降も異なるゲストを迎えて行われるとのことなので、携帯ゲームに興味がある人はぜひチェックしておいてもらいたい。

iモード用ゲームについて語る中氏（左）と栗田氏。「家庭用ゲームが100時間を超えるボリュームになるなら、携帯電話のゲームは違う方向を目指すべき」との発言も。

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