ヒロイン5人が勢ぞろい!『北へ。』の発売を記念した声優イベントが秋葉原で開催
本日10月30日、PS2用ソフト『北へ。~Diamond Dust~』の発売を記念した声優イベントが秋葉原で開催された。
イベントには、本作のヒロインを演じた石原絵里子さん(茜木温子役)、渡辺明乃さん(原田明理役)、天瀬まゆさん(北野スオミ役)、高橋裕子さん(白石果鈴役)、能登麻美子さん(朝比奈京子役)の5人が出演。会場に登場した声優陣は、集結したファンたちから盛大な拍手で迎えられた。トークショー冒頭では、無事発売日を迎えたことについて「ラジオ番組で“発売が遅れてもいいから、よい作品を作ってほしい”という暖かい声援が多く寄せられて、とてもうれしかった(渡辺さん)」、「苦労があっただけに発売日を迎えた感動も大きい(能登さん)」という感想が語られ、全員感無量といった様子。さらに、昨年の制作発表会から本日までの1年を振り返り、「発表会時から7キロも痩せた!(石原さん)」、「当時飼いはじめた猫が大きくなった(高橋さん)」など、プライベートの近況も報告され、来場したファンにはうれしいサービスとなった。
トークショーの後半では、ゲームに収録されているキャラクターごとのテーマソングタイトルがそれぞれ明かされ、各声優が収録時のエピソードなどをまじえて曲を紹介。これから『北へ。』をプレイする人は、下記のコメントとヒロインたちの性格と照らし合わせてみると、より深くゲームを楽しめるのではないだろうか。
■「Go Next」(茜木温子のテーマソング):「この5人の中では、一番アップテンポでポップな曲。曲調は楽しい雰囲気なのですが、実は収録時に風邪を引いていて作曲の先生に迷惑をかけてしまったので、個人的には聴くとちょっとブルーになってしまいます(笑)」(石原さん)
■「Happy Day」(原田明理のテーマソング):「のんびりした曲。収録時はキーと音程を維持することに一生懸命で、“(演じている)キャラクターが違う!”とダメ出しされていたので、キャラクターのイメージを壊さないように歌う点で苦労しました。出来上がった曲を聴いてみると、思ったよりも高い声で歌えていてよかったです」(渡辺さん)
■「悲しいアスタリスク」(北野スオミのテーマソング):「この曲を初めて聞いた時、みんなが思わずため息をついてしまったほど暗い曲。“憂鬱な月曜日”という歌詞から始まるこの曲のキャッチコピーをつけるなら、“ドナドナ1週間”です(笑)」(天瀬さん)
■「厚底ブーツ」(白石果鈴のテーマソング):「主人公とデートをしている内容をストーリー仕立てにした曲。この1曲の中でも果鈴が少しずつ成長しているので、その過程も楽しんで聞いてほしい」(高橋さん)
■「雲があるから」(朝比奈京子のテーマソング):「京子は主人公に会うまでは、クールで気が強い性格なのですが、この曲はゲーム後半部分の心情やかわいい雰囲気が表現されています」(能登さん)
なお、ソフト発売に引き続き、トレーディングカードやサウンドトラックCDといった関連グッズも発売決定。2004年1月からはTVアニメ『北へ。』の放送が開始されるので、ファンは今後もまだまだ進行する『北へ。』プロジェクトでその世界を堪能しよう。
『北へ。』購入者を対象に行われた本日のイベント。会場には、発売日を心待ちにしていた多数のファンが来場した。
声援と拍手で迎えられた声優陣。無事発売日を迎えることができた感想を、全員「とてもうれしい」と話していた。
左から、石原さん、渡辺さん。各ヒロインのテーマソングについて語る場面では、収録時の苦労話や裏話などをそれぞれ披露。渡辺さんは作曲を担当した池毅氏に「どうしてそんなに重く歌うかなぁ?」とダメ出しされ、キャラ作りを徹底したと苦笑い。
こちらは左から、天瀬さん、高橋さん、能登さん。能登さんは、「1年を振り返ってみると、長かったような短かったような。今はまだ発売日という実感がないのですが、これからふつふつと湧いてくるのだろうと思う」とソフト発売の感想を感慨深げに語った。
トークショー終了後には握手会や抽選会などが行われ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
データ
▼『北へ。~Diamond Dust~』
■メーカー:ハドソン
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:発売中(2003年10月30日)
■価格:6,800円(税別)
■関連サイト
・『北へ。~Diamond Dust~』公式サイト
・レッド・エンタテインメント
・ハドソン