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2003年11月17日(月)

CESAが「東京ゲームショウ2003」来場者を対象にしたアンケート結果を公開!

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)は、9月26日から28日に千葉・幕張メッセで開催した「東京ゲームショウ2003」の来場者を対象にしたアンケートの集計結果を公開した。

 アンケートの回答者は10歳から49歳までの男女1,118名で、今回公開された資料は「家庭用テレビゲーム」、「携帯電話・PHSのゲーム」、「PC用ゲーム」、「ネットワークゲーム」といったジャンル別に、40以上の質問結果をもとに作成したもの。

 これによると、「家庭用テレビゲーム」の項目では「過去1年間の平均ソフトウェア購入本数」が、昨年の集計結果である8.7本から1.6本減少の7.1本であることが明らかに。これにともない、1週間の平均プレイ日数は前回の4.1日から、3.7日と減少している。また、購入されたソフトのうち中古ソフトの占める割合は約3割で、男性は13歳から15歳、女性は16歳から18歳と学生層のユーザーが最も多くなっている。

 「携帯電話・PHSゲーム」の項目では、「現在遊んでいる」もしくは「以前、遊んでいた」と答えた人が約6割を占め、自分専用の携帯電話を持っている人の半数以上が携帯電話向けゲームの体験者であることがわかった。なお、1週間の平均プレイ時間は68.5分で、59.8%が「電車やバスでの移動中」という、ちょっとした空き時間に利用していることが明らかとなった。しかし、「自宅にいる時」にも携帯電話でゲームをプレイする人の割合が35.1%となっていることから、単なる「暇つぶし」のコンテンツではなくなってきているようだ。

 また、「PC用ゲーム」はPC使用者の8割強がプレイしたことがあるのに対し、「ネットワークゲーム」をプレイしたことがある人は全体の約4割。ほとんど毎日ゲームをプレイするなど、ゲームプレイ頻度が高い人ほどPCゲームで遊んだ割合が高く、プレイしている(または、プレイしていた)と回答されたネットワークゲームタイトルは、『ファイナルファンタジーXI』、『ラグナロクオンライン』、『ファンタシースターオンライン』シリーズという順となっている。


■関連サイト
CESA 東京ゲームショウ来場者調査報告書
CESA