2003年12月8日（月）
ゲームでは語られない各ヒロインのエピソードを収録！「北へ。」アニメ制作発表会
本日12月8日、テレビ東京においてPS2用ソフト『北へ。～Diamond Dust～』をモチーフとしたTVアニメ「北へ。Diamond Dust Drops」の制作発表会が行われた。
アニメ版「北へ。」は、スカイパーフェクTV！やケーブルテレビのチャンネル「AT-X」で2004年1月20日10：00より放映スタート（毎週火曜10：00～10：30、週3回リピート放送あり）。各回ごとにヒロイン1人をフィーチャーしたオムニバスの内容となっており、女の子たちの普段の生活ぶりなどがメインに描かれる。放映は全12回を予定しているとのことだ。
発表会には、AT-X代表取締役社長の北原保之氏、原作者の広井王子氏、監督のボブ白旗氏、音楽を手がけた五木田岳彦氏ら関係者が列席。
広井氏は挨拶の中で、ゲームシリーズについて「まっすぐな道路や短い夏など、本州に住んでいる人間から見ると北海道はまったくの異国という印象を受ける。こういう場所で生活をしている女の子はどんなことを考えているんだろうというところからキャラクター作りが始まり、その女の子たちとの恋愛を通して、純粋で切ない初恋のような気持ちを体験できるゲームが『北へ。』シリーズだった」と語る。なお、広井氏はアニメ化の話を初めて聞いた時に「大きな事件も起こらないし、この作品はアニメにならないでしょ？」と聞き返したという。しかし、この作品の魅力である穏やかで癒される雰囲気などが、今の時代に受け入れられると考えたと話し、「ゲームで言いたりなかったことやもっと膨らませたかったことなどが実現できそうなので、非常に楽しみにしています」とアニメ放映への期待を述べた。
加えて、白旗氏は「アニメでは、女の子たちのキャラクターをきちんと描くことに注意しました。毎回仕掛けを用意しているので、じっくりと見て楽しんでほしい」、五木田氏は「『北へ。』は、人間のドラマ性をテーマとした作品。音楽面では、監督から癒し系、ゆったりした雰囲気でという要望をもらっていたので、アコースティックギターや二胡（にこ）などを手旋律で取り入れました。メロディをシンプルにしたので、アニメを見ている人の世界観がより広がって、聞いているだけで北海道にいる雰囲気が味わえればと思います」とそれぞれアニメの内容について語ってくれた。
また、発表会には石原絵理子さん（茜木温子役）、高橋裕子さん（白石果鈴役）、能登麻美子さん（朝比奈京子役）、天瀬まゆさん（北野スオミ役）、渡辺明乃さん（原田明理役）、高乃麗さん（催馬楽笙子役）といったヒロインたちを演じる声優陣6名も勢ぞろいし、それぞれ意気込みを述べてくれた。各声優のコメントは以下のとおり。
<■石原さん（茜木温子役）：「“温子”ちゃんは私ととても似ている女の子。アニメ版ではどっぷりキャラクターに浸かって、やるだけやってみるという感じです！」
■高橋さん（白石果鈴役）：「病弱な“果鈴”ちゃんは登場ヒロインの中では最年少で、とても甘え上手。私も日頃から“お兄さんが欲しい”と思っていたので、役になりきって作品の中で思い切り甘えたい」
■能登さん（朝比奈京子役）：「“京子”は映像に興味を持っているだけに、独特な感性を持っている女性。アニメの中でどのような男性に出会い、どんな生活が描かれているのか楽しみです」
■天瀬さん（北野スオミ役）：「ゲームに続き、アニメに参加するのは今回が初めてなので、この作品を通して大きく成長したい。フィギュアスケートのシーンを見てみたいですね」
■渡辺さん（原田明理役）：「“明理”は、ゲームでは主人公に元気付けられ、助けられるヒロイン。私とはまったく似ていないキャラクターですが、役者という職業をいかし、かわいらしく演じられるように頑張りたい」
■高乃さん（催馬楽笙子役）：「ゲームでは隠れキャラクターだったので、日の当たる場所に出られてとてもうれしいです（笑）」
なお、ゲームとアニメで異なる部分や演じる際に気をつけていることについて、高橋さんは「映像の動きが多いアニメでは、セリフの“間”ひとつで違う印象のキャラクターになってしまう。ゲームでのイメージをそのまま表現できればと思います」とコメント。その他の出演者も「ゲームプレイでユーザーが感じた気持ちをいかしたい（能登さん）」と答えており、各ヒロインのキャラクター性を非常に大切にして収録に臨んでいる様子がうかがえた。
発表会の最後には、エンディングテーマ曲「会いたい ～Love Theme from 北へ。～」を歌う女性シンガー・ALLEY：A（アレイア）さんが登場し、会いたいという切ない気持ちが表現された同曲をしっとりと歌い上げた。
ゲーム内では語られないエピソードや女の子たちの魅力が満載の内容となっているアニメ版「北へ。」。癒されたいという人にもオススメの作品となりそうなので、ゲームをプレイしている人もそうでない人も放映開始を楽しみにしていたい。
北海道の雄大な景色の中で登場ヒロインたちとの恋愛が展開する『北へ。』が、アニメとなって登場。全12回でヒロイン6人のエピソードが語られる。
発表会には、アニメ制作にたずさわったスタッフたちが出席。左から、北原氏、広井氏、ボブ白旗氏、五木田氏。
魔法やロボットが登場しない作品を制作したのは『北へ。』が初めてと語った広井氏。ゲームでは、開発スタッフと初恋談義などを繰り広げたと当時を振り返るエピソードも披露してくれた。
アニメ版でも「ゲームのキャラクターイメージを壊さないようにしたい」と語っていた声優陣。オープニングテーマ曲は主要ヒロインを演じる声優5人による「ホップステップジャンプ」だ。
ヒロインたちの繊細な心の動きが描かれるアニメ「北へ。」。監督自ら北海道のロケ取材に赴き、実際の景色や建物などをアニメにも舞台として取り入れているという。
エンディング曲を担当するALLEY：Aさんは北海道出身。「出身地である北海道が舞台となる作品のエンディング曲を歌うことができてうれしい」とコメントした。
(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD
■メーカー：ハドソン
■対応機種：PS2
■ジャンル：AVG
■発売日：発売中（2003年10月30日）
■価格：6，800円（税別）
アニメ版「北へ。」は、スカイパーフェクTV！やケーブルテレビのチャンネル「AT-X」で2004年1月20日10：00より放映スタート（毎週火曜10：00～10：30、週3回リピート放送あり）。各回ごとにヒロイン1人をフィーチャーしたオムニバスの内容となっており、女の子たちの普段の生活ぶりなどがメインに描かれる。放映は全12回を予定しているとのことだ。
発表会には、AT-X代表取締役社長の北原保之氏、原作者の広井王子氏、監督のボブ白旗氏、音楽を手がけた五木田岳彦氏ら関係者が列席。
広井氏は挨拶の中で、ゲームシリーズについて「まっすぐな道路や短い夏など、本州に住んでいる人間から見ると北海道はまったくの異国という印象を受ける。こういう場所で生活をしている女の子はどんなことを考えているんだろうというところからキャラクター作りが始まり、その女の子たちとの恋愛を通して、純粋で切ない初恋のような気持ちを体験できるゲームが『北へ。』シリーズだった」と語る。なお、広井氏はアニメ化の話を初めて聞いた時に「大きな事件も起こらないし、この作品はアニメにならないでしょ？」と聞き返したという。しかし、この作品の魅力である穏やかで癒される雰囲気などが、今の時代に受け入れられると考えたと話し、「ゲームで言いたりなかったことやもっと膨らませたかったことなどが実現できそうなので、非常に楽しみにしています」とアニメ放映への期待を述べた。
加えて、白旗氏は「アニメでは、女の子たちのキャラクターをきちんと描くことに注意しました。毎回仕掛けを用意しているので、じっくりと見て楽しんでほしい」、五木田氏は「『北へ。』は、人間のドラマ性をテーマとした作品。音楽面では、監督から癒し系、ゆったりした雰囲気でという要望をもらっていたので、アコースティックギターや二胡（にこ）などを手旋律で取り入れました。メロディをシンプルにしたので、アニメを見ている人の世界観がより広がって、聞いているだけで北海道にいる雰囲気が味わえればと思います」とそれぞれアニメの内容について語ってくれた。
また、発表会には石原絵理子さん（茜木温子役）、高橋裕子さん（白石果鈴役）、能登麻美子さん（朝比奈京子役）、天瀬まゆさん（北野スオミ役）、渡辺明乃さん（原田明理役）、高乃麗さん（催馬楽笙子役）といったヒロインたちを演じる声優陣6名も勢ぞろいし、それぞれ意気込みを述べてくれた。各声優のコメントは以下のとおり。
<■石原さん（茜木温子役）：「“温子”ちゃんは私ととても似ている女の子。アニメ版ではどっぷりキャラクターに浸かって、やるだけやってみるという感じです！」
■高橋さん（白石果鈴役）：「病弱な“果鈴”ちゃんは登場ヒロインの中では最年少で、とても甘え上手。私も日頃から“お兄さんが欲しい”と思っていたので、役になりきって作品の中で思い切り甘えたい」
■能登さん（朝比奈京子役）：「“京子”は映像に興味を持っているだけに、独特な感性を持っている女性。アニメの中でどのような男性に出会い、どんな生活が描かれているのか楽しみです」
■天瀬さん（北野スオミ役）：「ゲームに続き、アニメに参加するのは今回が初めてなので、この作品を通して大きく成長したい。フィギュアスケートのシーンを見てみたいですね」
■渡辺さん（原田明理役）：「“明理”は、ゲームでは主人公に元気付けられ、助けられるヒロイン。私とはまったく似ていないキャラクターですが、役者という職業をいかし、かわいらしく演じられるように頑張りたい」
■高乃さん（催馬楽笙子役）：「ゲームでは隠れキャラクターだったので、日の当たる場所に出られてとてもうれしいです（笑）」
なお、ゲームとアニメで異なる部分や演じる際に気をつけていることについて、高橋さんは「映像の動きが多いアニメでは、セリフの“間”ひとつで違う印象のキャラクターになってしまう。ゲームでのイメージをそのまま表現できればと思います」とコメント。その他の出演者も「ゲームプレイでユーザーが感じた気持ちをいかしたい（能登さん）」と答えており、各ヒロインのキャラクター性を非常に大切にして収録に臨んでいる様子がうかがえた。
発表会の最後には、エンディングテーマ曲「会いたい ～Love Theme from 北へ。～」を歌う女性シンガー・ALLEY：A（アレイア）さんが登場し、会いたいという切ない気持ちが表現された同曲をしっとりと歌い上げた。
ゲーム内では語られないエピソードや女の子たちの魅力が満載の内容となっているアニメ版「北へ。」。癒されたいという人にもオススメの作品となりそうなので、ゲームをプレイしている人もそうでない人も放映開始を楽しみにしていたい。
北海道の雄大な景色の中で登場ヒロインたちとの恋愛が展開する『北へ。』が、アニメとなって登場。全12回でヒロイン6人のエピソードが語られる。
発表会には、アニメ制作にたずさわったスタッフたちが出席。左から、北原氏、広井氏、ボブ白旗氏、五木田氏。
魔法やロボットが登場しない作品を制作したのは『北へ。』が初めてと語った広井氏。ゲームでは、開発スタッフと初恋談義などを繰り広げたと当時を振り返るエピソードも披露してくれた。
アニメ版でも「ゲームのキャラクターイメージを壊さないようにしたい」と語っていた声優陣。オープニングテーマ曲は主要ヒロインを演じる声優5人による「ホップステップジャンプ」だ。
ヒロインたちの繊細な心の動きが描かれるアニメ「北へ。」。監督自ら北海道のロケ取材に赴き、実際の景色や建物などをアニメにも舞台として取り入れているという。
エンディング曲を担当するALLEY：Aさんは北海道出身。「出身地である北海道が舞台となる作品のエンディング曲を歌うことができてうれしい」とコメントした。
(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD
データ
▼『北へ。～Diamond Dust～』■メーカー：ハドソン
■対応機種：PS2
■ジャンル：AVG
■発売日：発売中（2003年10月30日）
■価格：6，800円（税別）
■関連サイト
・『北へ。～Diamond Dust～』公式サイト
・AT-X