サミーがセガを傘下に!CSKから3,900万株を取得しセガの筆頭株主に
サミーは本日12月8日、CSKが保有するセガの株式39,148,600株を取得し、セガの筆頭株主になるとともに、持分法適用会社化することを決定した。
サミーは今回のセガ株式取得について、「現在サミーは、パチスロ・パチンコ部門だけでなく、コンテンツやエンターテインメント分野で世界を視野に入れた展開を推進している。これらの分野でセガとの連携力を強め、シナジー効果を期待したい」と説明している。また、これまでもパチスロ・パチンコ分野では「ソニック」のパチンコ化、『ジェットセットラジオ』のパチスロ化といった連携が行われてきているが、キャラクターコンテンツや技術面などの連携をより強いものとし、同分野で製品の差別化とシェア拡大を図っていく。
なお、今後の具体的なセガとの連携内容に関しては、両社相談のうえで決定していくとのこと。
サミーとセガは今年2月に事業統合を基本合意したが、5月に統合計画を撤回したという経緯がある。今回合併ではなく、サミーが明確な主導権を持つ形でセガと連携することで、パチスロ・パチンコだけではなく総合アミューズメント企業としての新事業のスピードアップを図る考えだ。
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