2003年12月10日（水）
『ラグナロクオンライン』を超えるオンラインRPG!?『SealOnline』グランドオープン
オンラインゲームパブリッシャーのGBMは本日12月10日、PC用新作MMORPG『Seal Online（シール オンライン）』グランドオープン（オープンベータテスト）発表会を都内で開催した。
『Seal Online』は、グラフィックコンセプトに「ポップでキュート」を掲げており、3Dレンダリング技術を駆使したかわいいキャラクターや風景が特徴のオンラインRPG。ゲームデザイン面では随所にギャグを取り入れており、思わず笑ってしまうようなシチュエーションが数多く用意されている。開発は、韓国グリゴンエンターテインメントによって行われている。
本日の発表会には、GBM代表取締役の金学敏氏、同じく代表取締役の朴琪源氏、開発を手がけるグリゴンエンタテインメント代表取締役の趙秉奎氏、韓国での『Seal Online』のパブリッシャー、サニーYNK代表取締役の尹永石氏、GBMとの協業体制で『Seal Online』の日本での運営に協力するエキサイト代表取締役の山村幸広氏らが出席。本作の概要説明や日本での展開スケジュールを発表した。
この発表会の中でエキサイトの山村氏は、韓国グラヴィティ開発のオンラインRPG『ラグナロクオンライン』の名を挙げ、「サニーYNKは韓国で『ラグナロクオンライン』のマーケティングに携わっており、『Seal Online』は『ラグナロクオンライン』を超えるゲームだと言っている。この『Seal Online』が日本で失敗するということは、日本ではオンラインRPG市場は成り立たないということだ」と、日本のPC用MMORPGにおけるナンバーワンタイトルである『ラグナロクオンライン』を超える作品であることを強調した。
また、展開にあたっては「来年度600億円を超えるといわれるオンラインゲーム市場において、『Seal Online』がこの数字を引っ張る存在であることは間違いない。エキサイトの全ノウハウを投入して、展開を行っていく」と、本作の成功のために全力投球する意を表明した。
続いて本作の概要が、さまざまなムービーやデモプレイを通じて説明された。以下で、本作ならではのポイントなどをピックアップして紹介しよう。
■3Dトゥーンレンダリングを活用した、柔らかなタッチのグラフィック
先に説明したように、本作のグラフィックはキャラクターや背景など、すべてトゥーンレンダリングが採用されており、アニメのような滑らかな動きと柔らかいタッチで描かれている。4頭身のコミカルなキャラクター、ユニークでかわいらしく、どこか憎めないモンスター、戦闘中に次々と表示されるフキダシとアニメチックなエフェクトなど、世界全体がポップな雰囲気にあふれている。
■家庭用アクションRPGのような、テンポのよい戦闘システム
MMORPGでは、戦闘を開始するとあとは決着がつくまで見ているだけ、というオートバトルシステムを採用する作品が多い中、『Seal Online』ではアクション要素の強いバトルシステムを採用。キャラクターの攻撃モーションに合わせてキーボードのキーをタイミングよく押すことで、コンボ（連続攻撃）がつながっていき、モンスターに大ダメージを与えることができる。また、コンボはレベルやボタンの組み合わせによってバリエーションが増えていく。
■プレイヤーによるアイテム生産や釣りも！
本作はキャラクターの成長にスキルシステムを採用しており、バトル関連だけでなくアイテム生産や釣りもできる。「鍛冶士」「調理士」という生産に特化した職業も用意されており、職人や商人のロールプレイを楽しめる。また、釣りでは糸を飛ばしたり引き上げたりする瞬間にゲージが表示され、プレイヤーがタイミングよくボタンを押すことでいいアイテムを入手することができるようになっている。
なお、今回電撃オンラインでは韓国最大のゲームイベント「KAMEX」で上映された、『Seal Online』のプロモーションムービーを用意した。上記の魅力がよくわかるムービーとなっているので、下のリンクよりぜひダウンロードして見てもらいたい。
『Seal Online』のグランドオープンは12月23日を予定しており、本日より会員登録の受付を開始。また、NTT東日本、西日本が提供する「フレッツ」系サービス利用者は、NTTの「GAME on フレッツ」において12月19日まで先行プレイを行うことができる。今年最後にして最注目のMMORPGであることは間違いないと思われるので、環境が整っているPCユーザーはベータテストに参加してみよう。
GBM代表取締役の朴氏は「『Seal Online』で日本のオンラインゲーム業界に新しい風を起こしたい」とコメント。
「今回『Seal Onilne』を展開できることを楽しみにしている」と、本作に大いに期待を寄せるエキサイトの山村氏。
キャラクターなどはすべてトゥーンレンダリングで描画。アニメのようなグラフィックになっている。またチャットはウィンドウに表示されるだけでなく、フキダシによる発言も可能。
『Seal Onilne』では、HPを回復するときは睡眠モードになる。画面内で新聞に包まって寝ているのが回復中のプレイヤーだ。ちなみにレベルが上がると、新聞→布団→ベッドと寝具が豪華になっていく。
装備品を変更するとキャラクターグラフィックにも反映される。うさぎ耳など、変わった装備も数多く用意されている。
画面の右下には、さまざまなヒントをくれるアドバイザーを表示できる。性格付けもあり、戦闘になると凶突如凶暴になるらしい。
杖に乗って飛び、移動することも可能。杖は飛ぶため以外にも、さまざまな使い方が用意されている。
包丁をもったウサギが印象的な街。街の外に出ると、このウサギがモンスターとして出現する。
韓国サーバーの様子。現実世界に合わせて冬景色になっており、NPCはサンタの格好をしている。
韓国ではベータテスト後5カ月間で110万登録ユーザーを集め、“情報通信部将官賞”“2003デジタルコンテンツ部門 大統領賞”を受賞した。
(C)2003 GBM Co.,Ltd./(C)2003 GRIGON Entertainment. Co.,Ltd.
▼『Seal Online』
■メーカー：GBM
■対応機種：PC(対応OS：Windows2000/XP)
■ジャンル：RPG(オンライン専用)
■オープンベータテスト開始日：2003年12月23日
『Seal Online』は、グラフィックコンセプトに「ポップでキュート」を掲げており、3Dレンダリング技術を駆使したかわいいキャラクターや風景が特徴のオンラインRPG。ゲームデザイン面では随所にギャグを取り入れており、思わず笑ってしまうようなシチュエーションが数多く用意されている。開発は、韓国グリゴンエンターテインメントによって行われている。
本日の発表会には、GBM代表取締役の金学敏氏、同じく代表取締役の朴琪源氏、開発を手がけるグリゴンエンタテインメント代表取締役の趙秉奎氏、韓国での『Seal Online』のパブリッシャー、サニーYNK代表取締役の尹永石氏、GBMとの協業体制で『Seal Online』の日本での運営に協力するエキサイト代表取締役の山村幸広氏らが出席。本作の概要説明や日本での展開スケジュールを発表した。
この発表会の中でエキサイトの山村氏は、韓国グラヴィティ開発のオンラインRPG『ラグナロクオンライン』の名を挙げ、「サニーYNKは韓国で『ラグナロクオンライン』のマーケティングに携わっており、『Seal Online』は『ラグナロクオンライン』を超えるゲームだと言っている。この『Seal Online』が日本で失敗するということは、日本ではオンラインRPG市場は成り立たないということだ」と、日本のPC用MMORPGにおけるナンバーワンタイトルである『ラグナロクオンライン』を超える作品であることを強調した。
また、展開にあたっては「来年度600億円を超えるといわれるオンラインゲーム市場において、『Seal Online』がこの数字を引っ張る存在であることは間違いない。エキサイトの全ノウハウを投入して、展開を行っていく」と、本作の成功のために全力投球する意を表明した。
続いて本作の概要が、さまざまなムービーやデモプレイを通じて説明された。以下で、本作ならではのポイントなどをピックアップして紹介しよう。
■3Dトゥーンレンダリングを活用した、柔らかなタッチのグラフィック
先に説明したように、本作のグラフィックはキャラクターや背景など、すべてトゥーンレンダリングが採用されており、アニメのような滑らかな動きと柔らかいタッチで描かれている。4頭身のコミカルなキャラクター、ユニークでかわいらしく、どこか憎めないモンスター、戦闘中に次々と表示されるフキダシとアニメチックなエフェクトなど、世界全体がポップな雰囲気にあふれている。
■家庭用アクションRPGのような、テンポのよい戦闘システム
MMORPGでは、戦闘を開始するとあとは決着がつくまで見ているだけ、というオートバトルシステムを採用する作品が多い中、『Seal Online』ではアクション要素の強いバトルシステムを採用。キャラクターの攻撃モーションに合わせてキーボードのキーをタイミングよく押すことで、コンボ（連続攻撃）がつながっていき、モンスターに大ダメージを与えることができる。また、コンボはレベルやボタンの組み合わせによってバリエーションが増えていく。
■プレイヤーによるアイテム生産や釣りも！
本作はキャラクターの成長にスキルシステムを採用しており、バトル関連だけでなくアイテム生産や釣りもできる。「鍛冶士」「調理士」という生産に特化した職業も用意されており、職人や商人のロールプレイを楽しめる。また、釣りでは糸を飛ばしたり引き上げたりする瞬間にゲージが表示され、プレイヤーがタイミングよくボタンを押すことでいいアイテムを入手することができるようになっている。
なお、今回電撃オンラインでは韓国最大のゲームイベント「KAMEX」で上映された、『Seal Online』のプロモーションムービーを用意した。上記の魅力がよくわかるムービーとなっているので、下のリンクよりぜひダウンロードして見てもらいたい。
『Seal Online』のグランドオープンは12月23日を予定しており、本日より会員登録の受付を開始。また、NTT東日本、西日本が提供する「フレッツ」系サービス利用者は、NTTの「GAME on フレッツ」において12月19日まで先行プレイを行うことができる。今年最後にして最注目のMMORPGであることは間違いないと思われるので、環境が整っているPCユーザーはベータテストに参加してみよう。
GBM代表取締役の朴氏は「『Seal Online』で日本のオンラインゲーム業界に新しい風を起こしたい」とコメント。
「今回『Seal Onilne』を展開できることを楽しみにしている」と、本作に大いに期待を寄せるエキサイトの山村氏。
キャラクターなどはすべてトゥーンレンダリングで描画。アニメのようなグラフィックになっている。またチャットはウィンドウに表示されるだけでなく、フキダシによる発言も可能。
『Seal Onilne』では、HPを回復するときは睡眠モードになる。画面内で新聞に包まって寝ているのが回復中のプレイヤーだ。ちなみにレベルが上がると、新聞→布団→ベッドと寝具が豪華になっていく。
装備品を変更するとキャラクターグラフィックにも反映される。うさぎ耳など、変わった装備も数多く用意されている。
画面の右下には、さまざまなヒントをくれるアドバイザーを表示できる。性格付けもあり、戦闘になると凶突如凶暴になるらしい。
杖に乗って飛び、移動することも可能。杖は飛ぶため以外にも、さまざまな使い方が用意されている。
包丁をもったウサギが印象的な街。街の外に出ると、このウサギがモンスターとして出現する。
韓国サーバーの様子。現実世界に合わせて冬景色になっており、NPCはサンタの格好をしている。
韓国ではベータテスト後5カ月間で110万登録ユーザーを集め、“情報通信部将官賞”“2003デジタルコンテンツ部門 大統領賞”を受賞した。
(C)2003 GBM Co.,Ltd./(C)2003 GRIGON Entertainment. Co.,Ltd.
データ
■『Seal Online』プロモーションムービー ダウンロード(avi形式、62.3MB、インターネットエクスプローラーの場合「右クリック→対象をファイルに保存」を選択)▼『Seal Online』
■メーカー：GBM
■対応機種：PC(対応OS：Windows2000/XP)
■ジャンル：RPG(オンライン専用)
■オープンベータテスト開始日：2003年12月23日
■関連サイト
・『Seal Online』公式サイト
・NTT GAME on フレッツ