コナミが海外での「シャーマンキング」ゲーム化権を取得、北米で2タイトルを販売
コナミの海外ゲームソフト事業の新拠点となるコナミ デジタル エンターテイメントは、コミックやアニメで人気を博している「シャーマンキング」(原作:武井宏之)の海外におけるゲーム化権を取得した。
「シャーマンキング」は、日本国内で原作が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にコミック連載されており、単行本27巻の累計販売部数が2,000万部を記録するなど人気の作品。北米では今年9月よりテレビ放映が開始され、米国の月刊誌「SHONEN JUMP」でのコミック連載とともに話題を呼んでいるという。コナミ デジタル エンターテイメントは、北米において「シャーマンキング」のPS2用ソフトならびにGBA用ソフトを2004年夏に発売。どちらも原作の世界観をモチーフとしており、PS2版は主人公“麻倉 葉”を操作してシナリオを展開していくアクションRPG、GBA版は敵を倒してステージをクリアしていく横スクロールアクションとなっている。欧州地域については、テレビ放映の開始に合わせて展開を予定しているとのことだ。
なお、このゲーム2作品は12月20日より幕張メッセで開催される「ジャンプフェスティバル」に出展される。GBA版は映像のみ、PS2版はプレイアブル出展で試遊が可能なので、原作のファンは会場に足を運んでみるといいだろう。
北米で発売される『シャーマンキング』PS2版は、プレイヤーが主人公“麻倉 葉”となって物語を進行させていくアクションRPG。さまざまな演出や戦略シミュレーションの要素などが盛り込まれているとのことだ。
こちらはGBA版のゲーム画像。特殊な能力を持つ「持ち玉」を操って敵を倒し、ステージを攻略していく。
(C)Hiroyuki Takei
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