News

2003年9月26日(金)

【TGS】ビベンディユニバーサルゲームズ、超新作『REDNINJA:ENDOFHONOR』を発表!

 海外の大手ゲームパブリッシャー・ビベンディユニバーサル ゲームズ(以下、VUG)は、TGS2003会場近くのホテルにて新作タイトル『RED NINJA:END OF HONOR』(PS2版&Xbox版)を発表した。なお、本日が世界初公開となる。

 16世紀の日本を舞台にしたこのゲームは、ジャパニーズテイストあふれる広大なゲームフィールドで“くの一”の紅(くれない)が隠密行動を取りながら、黒蜥蜴(くろとかげ)一族と戦うアクションアドベンチャー。吹き矢や煙幕を使ったり、壁を駆け登ったりなど、随所に渡って忍者らしいアクションを楽しめるが、このゲーム最大の特徴は、紅の武器「鉄弦(ワイヤー)」によるアクションだろう。鉄弦の長さや緊張具合によって、敵を真っ二つにしたり天井からぶら下がったりなど、鉄弦を利用した想像しうる限りのアクションをカンペキに再現しているのだ(敵の首に引っかけて、吊すことも可能!)。

 なお、このゲームはVUGのプロデューサー指揮のもと、日本の開発会社「ニュー」と「オーパス」によって設立された新会社「トランジスタジオ」が開発を担当。また、シナリオは日本人監督・佐藤信介氏が手掛ける。プロデューサーのショーン・クランケル氏はこのゲームに関して、「ステルス(隠密)ゲームを得意とするトランジスタジオのおかげで、このたび素晴らしいゲームを発表することができました。このゲームは、とにかくワイヤーにこだわっています。既存のゲームにはないワイヤーの使われ方をしていて、武器としてだけではなく、プレイヤーにゲームの中をナビゲートしてくれる役割も持っている、ということです。また、このゲームに映画的な物語の要素を組み込んでくださった、佐藤氏とのコラボレーションができたことを光栄に思っています」とコメント。 北米での発売は、PS2版&Xbox版ともに2004年秋に49ドル99セントで予定されている。現時点では日本での発売は未定だが、「紅の、アクションだけではなく心情の表現にも注目していただきたいです。きっと彼女の個性は、日本のユーザーの皆さまにも受け入れてもらえると思っています」と、同プロデューサーのメリッサ・ミラー氏が語るあたり、日本での発売がまったくないわけではないようだ。今後の『RED NINJA』の情報は、電撃PlayStation、Dengeki GAMESで随時紹介する予定なので、大いに期待しよう。

『RED NINJA:END OF HONOR』の画面写真を本邦初公開! 紅の勇姿をとくと見よ!









開発は日本で行われているので、頻繁に来日しているというお二人。つい3週間前にも来日したとか(写真左からメリッサ氏、ショーン氏)

(C)Vivendi Universal Games,Inc.

■関連サイト
ビベンディユニバーサル ゲームズ
『RED NINJA:END OF HONOR』サイト