英単語では暗記効率が5.4倍に!暗記エンジン「エムサピエンス」を発売
タカラとインデックスは本日1月14日、共同出資による新会社タカラインデックス ラボ株式会社を設立することを発表した。インデックスは、モバイルおよびメディア事業を展開する企業。昨年大ヒットとなったタカラの玩具バウリンガルの共同開発会社として知られている。
この新会社タカラインデックス ラボでは、研究開発業務に加えて臨床実験研究の機能を備え、商品化を前提とした実験、研究、企画、開発を行っていくとのこと。また、本日あわせて同社の第1弾企画商品「エムサピエンス」が発表された。
「エムサピエンス」は、楽しく飽きない方法で、記憶を定着させる携帯学習機。本体に「受験英単語 Vol.1」などのソフト(SDカード)を挿入することで、さまざまなジャンルに対応することが可能となっている。
この製品の最大の特徴は、ユーザーの暗記方法ごとの得手不得手や、傾向を分析するAIを搭載していること。これによって、ユーザーごとに最適な暗記方法を分析し、効率のよい学習方法を提供するとしている。
インデックス ラボでは発売時に10種類、年間で30種類のソフトを発売する計画。また発売後は、接続キットによるPCとの接続や、サーバーへアクセスしてのデータ管理などのサービスも予定されている。
本体は約7cm四方。これにイヤホンとソフト(SDカードで供給)を挿して使用する。
問題の出題形式は、○×、関連のあるものを選択、4択問題などさまざま。AIが問題の出題形式ごとに正解率などを分析し、効率のいい暗記方法を選ぶ。
「GBAや携帯電話などの端末への展開は?」という問いに対しては、「まずは専用の端末での販売を行うが、他の形態についても検討していく」と回答。
タカラでは、大手学習塾や予備校へのマーケティングも検討しているとのこと。
データ
▼「エムサピエンス」
■規格開発:インデックス ラボ
■システム構築:インデックス
■販売:タカラ
■発売日:2004年秋
■価格:15,000円(税別)
■関連サイト
・タカラ
・インデックス