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2004年1月28日(水)

ソニー、第3四半期の実績を発表。ゲーム本体は売上減、ソフトは順調に増加

 ソニーは本日1月28日、2003年度第3四半期連結業績を確定し説明会を実施した。

 これによれば、ゲーム分野はソフトウェアは増収となったものの、ハードウェアが減収となり、ワールドワイドでの売上高は3,670億円(前年同期比4.5%減)、営業利益705億円(前年同期比1.6%減)となった。

 売上の詳細については、ハードウェアについてはPS2の販売台数自体は増加したものの、価格を戦略的に引き下げたことが減収へとつながった。一方でソフトウェアは各地域とも順調に増加しており、四半期で過去最大の販売本数を達成した。

 各地域別売上は以下の通り。

■ PS2ハードウェア(単位:万台)
  2002年3Q 2003年3Q 前年同期比
日本 149 164 +10%
北米 326 167 -49%
欧州 328 352 +7%
合計 803 683 -15%

■ PS/PSOneハードウェア (単位:万台)
  2002年3Q 2003年3Q 前年同期比
日本 25 19 -24%
北米 147 60 -59%
欧州 130 23 -82%
合計 302 102 -66%

■ PS2ソフトウェア (単位:万本)
  2002年3Q 2003年3Q 前年同期比
日本 1,200 1,400 +17%
北米 3,800 5,000 +32%
欧州 2,900 4,000 +38%
合計 7,900 10,400 +32%

■ PS/PSOneソフトウェア (単位:万本)
  2002年3Q 2003年3Q 前年同期比
日本 300 50 -83%
北米 1,000 500 -50%
欧州 900 500 -44%
合計 2,200 1,000 -44%


 ソニーではこのソフトの好調を考慮し、今年度のソフト売上計画を当初の2億4,000万本から、2億5,000万本へと上方修正した。また、ハードについては当初の目標通り、PS2が2,000万台、PS/PSOneが300万台の販売を予定している。


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