マーク・サーニー氏が「ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード」特別功労賞受賞
国際ゲーム開発者協会(International Game Developers Association/略称:IGDA)は、『ラチェット&クランク』、『ジャック×ダクスター』などの制作に携わったマーク・サーニー氏が「第4回ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード」で「ライフタイム・アチーブメント・アワード(特別功労賞)」を受賞すると発表した。
サーニー氏は、19歳でアタリ社のAC用ゲーム『マーブル・マッドネス』のゲームデザイナー兼グラフィックプログラマーを務め、その後セガで『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』や『カメレオンキッド』、ユニバーサル・インタラクティブ・スタジオ社で『クラッシュ・バンディクー』、『スパイロ・ザ・ドラゴン』シリーズなど、数多くのタイトルの開発に参加。そして1998年には独立してゲームデザイン・コンサルタント会社である「サーニーゲームズ社」を設立。『ジャック×ダクスター』、『ラチェット&クランク』といった世界的なヒット作を生み出している。
IGDAでは、ゲーム業界のあらゆる知識に通じているサーニー氏ならびに、「ベストなアイデアは締切のない自由な創作期間から生まれる」という独自の制作手法を高く評価したという。3月24日に米国カリフォルニア州サンノゼで催されるゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)において、この賞の受賞式典が行われる予定だ。
17歳でアタリ社に入社し、その後多数の人気キャラクターアクションゲームを手がけてきたマーク・サーニー氏。昨年の「ライフタイム・アチーブメント・アワード(特別功労賞)」は、ゲームボーイ生みの親として知られる故・横井軍平氏が受賞している。
■関連サイト
・国際ゲーム開発者協会(IGDA)