システムソフト・アルファー、コーエーの著作権侵害訴訟について見解を発表
システムソフト・アルファーは、コーエーが東京地方裁判所に提起した『三國志英雄伝』の著作権侵害訴訟について、同社の見解を発表した。
訴訟は、システムソフト・アルファーが2003年11月に販売したPC用ゲーム『三國志英雄伝』で、コーエーのゲームソフト『三國志』、『真・三國無双』シリーズに登場する武将キャラクターのCGが改変され、無断で複製使用されたというもの。
これに対し、システムソフト・アルファーは、昨年11月にコーエーから、『三國志英雄伝』に登場する武将キャラクター17人の顔、武将キャラクター6人が用いている武具などについて類似性を指摘され、事実関係の調査を開始。調査の結果、該当のCGは中国の下請けメーカーで制作されたことを明らかにしている。
システムソフト・アルファーでは、著作権侵害の疑義を招いたことを重大に受け止め、自主的に『三國志英雄伝』の販売、体験版の配布や宣伝広告を中止する旨をコーエーに伝えていたとのことだ。
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