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2004年4月15日(木)

アールフォースとソフィア・クレイドルが携帯電話向けゲームエンジンを共同開発

 『iエヴァンゲリオン』や『機動戦士ガンダム』をはじめとした携帯向けゲームを手がけるアールフォース・エンターテインメントは本日4月15日、BREW携帯電話向けゲームエンジン「ソフィア・ゲーム・エンジン」の開発・販売においてソフィア・クレイドルと業務提携したことを明らかにした。

 「ソフィア・ゲーム・エンジン」は、グラフィックス・キャラクターエンジンをはじめ、アニメーションなどのWindows編集機能やゲーム開発向け基本ライブラリ、プログラム圧縮ツールで構成されたゲーム開発エンジン。アールフォース・エンターテインメントが提供する各種ゲームインターフェースに加え、ソフィア・クレイドルの所有する、文字列や三角関数などのプログラムに必要な基本ライブラリ、BREWプログラムを平均50%圧縮できるツールが採用されている。
 これらの機能により、記憶容量の少ない携帯電話でも影や半透明などの演出、滑らかなアニメーションが可能となる。

 このエンジンは、世界的な規模で普及している携帯電話のソフトウェア規格“BREW”向けに開発されており、さまざまな携帯電話機に使用できるとのこと。ソフィア・クレイドルより2004年6月に販売される予定だ。



「ソフィア・ゲーム・エンジン」を使用すれば、多関節キャラクターのアニメーションを思い通りに編集できる。この多関節アニメーションは使用する容量が少なく、携帯電話でもしなやかな動きを実現できるとのことだ。

(C)2002-2004 SophiaCradle, Inc.

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