ガンホーなどオンラインゲーム運営会社5社が「健康ガイドライン」で合意
日本国内でPC用オンラインゲームを提供・運営しているメーカー5社(エヌ・シー・ジャパン、ガマニアデジタルエンターテインメント、ガンホー・オンライン・エンターテインメント、ゲームオン、NHN Japan)は、オンラインゲームを遊ぶ際の「健康ガイドライン」に関して合意したことを発表した。
この「健康ガイドライン」は、楽しく安全にオンラインゲームをプレイしてもらうために、気を付けてもらいたい項目をまとめ、ユーザーに注意を促すというもの。「長時間プレイする際は、時々休憩を取る」、「ゲーム中に疲れなどを感じた場合は、すぐにプレイを中断する」といった留意点をわかりやすく文章化し、それぞれの公式サイトで掲示する(詳細は下記に掲載)。
各メーカーはこのガイドラインの合意により、ブロードバンドオンラインゲームの正しい認知の広まりと市場の健全な成長の促進を目指すとしている。
データ
■「健康ガイドライン」(原文)
1.プレイする際は,時間を決めて時々休憩を取るようにお願いします。
長時間ゲームをするときは,1時間に15分程度の休憩をおすすめします。
2.目が疲れてきたときは,すぐにゲームをやめるか,早めに休憩を取るようにお願いします。また,休憩中はできるだけ立って歩くなどして,リフレッシュするように体を動かすことをおすすめします。
3.プレイする際は部屋に明るくして,モニタに近すぎないようにお願いします。
ごく稀に,光の刺激を受けたり,点滅を繰り返す画面を見たりしていると,一時的に筋肉の痙攣や意識の喪失などの症状を起こす方がいらっしゃいます。
こうした経験のある方は,事前に医師とご相談いただけますようお願いします。
4.できるだけ無理のない姿勢でのプレイをおすすめします。
長時間,無理な姿勢を続けることは,人体への損害,苦痛,疲労の原因となる場合があります。
5.お酒を飲んでいるとき,睡眠不足のときはゲームをしないようにお願いします。
6.ゲーム中,画面を見ていてめまい,はき気,つかれなどを感じた場合は,すぐにゲームを中止し,医師に相談したり,診断を受けることをおすすめします。
■関連サイト
・エヌ・シー・ジャパン
・ガマニアデジタルエンターテインメント
・ガンホー・オンライン・エンターテインメント
・ゲームオン
・NHN Japan