正式サービス開始前にGMからアドバイスも!『リネII』テスターカンファレンス開催
エヌ・シー・ジャパンは本日5月29日、都内某所にてPC用MMORPG『リネージュII』のイベント「リネージュII テスターカンファレンス in TOKYO」を開催した。
このイベントには、公式サイト上で参加申し込みを行い、抽選で選ばれた約200名のプレイヤーが集まった。エヌ・シー・ジャパンからは、同社代表取締役の金澤憲(キム・テクホン)氏、『リネージュII』ビジネスチームマネージャー越知雄一氏、GM(ゲームマスター)を代表して鴫野永衛氏が出席。金氏は「今、『リネージュII』がこんなにも多くの人に愛されていると実感し、オープンベータテストの予想以上の成功に驚いています。これからも『リネージュII』を愛して下さるよう、お願いいたします」と挨拶を述べた後、日本語で「乾杯」と続け、イベントをスタートさせた。
まず最初に、現在実施されているオープンベータテストの報告が行われた。レベルに関しては、最高で65に達しているプレイヤーが2人存在し、全体の平均レベルは22.8となっている。人気の職業は、先日のプレスカンファレンス時に1位だった“エルブンスカウト”を、“スカベンジャー”が追い抜くという興味深い結果に。鴫野氏は「5月に実施された“転職応援キャンペーン”で、2人目のキャラクターとしてドワーフを育てた人が多かったからではないか」と解説した。
続いて、6月25日に導入される拡張版『Chronicle1 ~戦乱を呼ぶ者たち~』の概要が発表された。特に来場者の注目を集めたのが、『リネージュII』最大の魅力の1つである「攻城戦」に関する情報。「防衛側はトラップや傭兵システムをいかに使いこなすかが重要」という鴫野氏からのアドバイスがスクリーンに映し出されると、多くの人がカメラに収めていた。なお、プレイ料金は未定とのことだが、6月上旬には発表されるという。
質疑応答のコーナーでは、ゲームのシステム面や『Chronicle1』での追加要素に関する質問などが越知氏と鴫野氏に向けられた。「韓国のアップデートと、日本のアップデートの時間差を縮められないか?」という質問には、「現在6ケ月程度の差があるが、徐々に埋めていきたい」と返答。本日の質疑応答の中で、参加者にとって最もうれしい情報だったはず。また、『リネージュII』推奨ノートPCやグラフィックボードなどがプレゼントされる抽選会も行われ、イベントは最後までにぎわっていた。
プレイヤー同士はもちろん、プレイヤーと開発側の親睦も深まった本日のイベント。正式サービスが開始される6月からは、毎月オンラインイベントが開催される予定なので、さらなる盛り上がりに期待したい!
ファンからの強い支持に感謝の気持ちを述べた金氏。オープンベータテストの成功を心からよろこんでいた。
イベントの休憩中には、各サーバーごとにプレイヤーが集まり自己紹介をするなど、親睦を深めていた。
豪華プレゼントが用意された抽選会では、越知氏がプレゼントにサインを入れるというサービス(?)も実施。
GMの鴫野氏は「『リネージュII』のようなMMORPGに完成はないので、これからユーザーと協力してゲームを作り上げて行きたい」と話し、カンファレンスを締めくくった。
データ
▼『リネージュII』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows 98/Me/2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2004年6月25日
■価格:無料
■プレイ料金:未定
▼『リネージュIIスターターキット Chronicle1 ~戦乱を呼ぶ者たち~』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■発売日:2004年6月14日
■価格:3,129円(税込)
※Amazonでの販売価格:2,950円(税込)
▼『リネージュIIスターターキット オープンベータテスト・バージョン』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■発売日:発売中(2004年2月10日)
■価格:3,129円(税込)
※Amazonでの販売価格:2,919円(税込)
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■関連サイト
・『リネージュII』公式サイト
・エヌ・シー・ジャパン