セガ、PC用ソフト『シェンムーオンライン（仮）』を韓国、中国で展開することを発表！

　セガは本日8月3日、韓国のゲーム開発会社JCエンタテインメントと提携し、PC用オンラインゲーム『シェンムーオンライン（仮）』を共同開発することを発表した。『シェンムーオンライン（仮）』は、韓国および中国でサービスが展開される。

　『シェンムー』シリーズは、1999年に第1弾『シェンムー 一章 横須賀』が、2001年に続編『シェンムーII』が発売されたドリームキャスト用ソフト。主人公“芭月涼”が、自分の父を殺した男の手がかりを求めて旅をするという壮大な物語が展開する。モーションキャプチャーを使用した人物の動きや、刻々と変化する天候など、リアルさを追求した作品として注目を集め、また、ゲーム中のストーリーを映画化した「シェンムー・ザ・ムービー」も公開された。

　『シェンムー』のオンライン版となる『シェンムーオンライン（仮）』は、1980年代の香港や中国各地を舞台にしたMMOアクションRPGで、ゲームの総合監修は『シェンムー』シリーズの開発者である鈴木裕氏（R&Dクリエイティブオフィサー）が担当。プレイヤーは1人の“闘士”になって、中国武術をモチーフとしたリアルタイムアクションを体験できる。ゲーム中には、中国ならではの武器や気功といった要素も取り入れられるという。
　韓国では、2004年11月よりクローズドベータテストが実施され、2005年春に正式サービスが開始される予定。また、中国でも2005年の正式サービス開始が計画されている。

　今のところ、日本での『シェンムーオンライン（仮）』の展開は未定とのことだが、シリーズのファンは今後の展開に注目しよう。

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■関連サイト
・『シェンムー』公式サイト
・セガ