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2004年8月23日(月)

『フルハウスキス』の今後の展開に期待!声優イベントに女性ファン大興奮

 8月21日、22日に池袋サンシャインシティ文化会館で開催された白泉社の少女漫画誌合同イベント「スゴ夏☆フェスタ」で、カプコンから好評発売中のPS2用ソフト『フルハウスキス』の声優陣(荻原秀樹氏、佐々木望氏、櫻井孝宏氏、成瀬誠氏、子安武人氏)によるトークイベントが行われた。

 トークイベントには、用意されたステージ前の観客席に来場者が入りきらず、柵を越えて後方まで立ち見が出るほど、多くの女性ファンが来場。ステージでは、出演声優陣たちがそれぞれのキャラクターについての印象や演じた感想を以下のように語った。

■御堂一哉役・荻原氏
 「僕は人と接するときに相手を上から見下ろすというタイプではないので、“一哉”は自分とはかけはなれたキャラクター。でも、恋愛に関して一途なところは似ています」

■松川伊織役・佐々木氏
 「“伊織”は品があるし、見た目もいいし、穏やかだし、見習わなくてはいけないと思わされるキャラクター。頑張って彼のようになりたいと思ってます」

■羽倉麻生役・櫻井氏
「“麻生”は金持ちの高級ヤンキーといった印象。まっすぐで純粋なんですけど、すっごいバカ!(笑) バカなところは自分と共通してるんですが、反発していたのに急にびっくりするほど素直になるとか、感覚的にわからない部分もありました。でも、ツンケンしている人が急にフレンドリーになってうれしいというところが魅力なんじゃないでしょうか」

■一宮瀬伊役・成瀬氏
 「“瀬伊”はとらえどころのない性格で、例えるなら“イリオモテヤマネコ”みたいな……、危険な要素を含んだ天然記念物のようなところが自分と似てるかも(笑)。ミニゲームでは歌など、いろいろやらせてもらいました」

■英二郎役・子安氏
 「“英二郎”は、人騒がせで素性が知れない、見た目のとおりよくわからない人ですが、アフレコ収録の時にいろいろと裏の設定を教えてもらって、なるほどと思いました」


 その他、登場キャラクターたちによる音楽ユニット“ラ・プリンス”(御堂一哉、松川依織、羽倉麻生、一宮瀬伊)による、吐息までもが収録されているデビューシングルCD「薔薇ラビリンス」が流れるやいなや一斉に手拍子が起こったり、各キャラクターの個性を全面に押し出したミニゲーム映像が上映されると出演者たちがそれぞれツッコミを入れ合って場内の笑いを誘うなど、終始大盛況となったこのステージ。出演者たちは「“ラ・プリンス”のCDデビューが決定していますが、皆さんの応援が2枚目、3枚目のCDやライブなどにつながります!」(荻原氏)、「ドラマCDの発売やアニメ化なども夢じゃないかも」(子安氏)と、ゲームだけにとどまらない『フルハウスキス』の展開にも意欲的なコメントを寄せ、トークショーを締めくくった。

 「スゴ夏☆フェスタ」では、『フルハウスキス』をはじめ、コナミのPS2用ソフト『マイネリーベ 優美なる記憶』、キッズステーションのGBA用ソフト『学園アリス ~ドキドキ★不思議たいけん~』の試遊台を設置。トークショー終了後はどの試遊台も来場者に囲まれ、おおいににぎわっていた。

多くのファンが訪れた『フルハウスキス』声優陣によるトークイベント。出演者たちが登場する際には、耳が痛くなるほどの黄色い声援と熱のこもった拍手が起こり、正直圧倒されました。

用意された観覧席には収まりきらず、イベントスペースを区切る柵の後方まで立ち見客がズラリ。

トークイベントでは、アフレコやシングルCD収録時のエピソードなどが語られた。出演者同士で突っ込みを入れあうなど、チームワークのよさも披露。(左から荻原氏、佐々木氏)。

ミニゲームは“ラ・プリンス”の4名がそれぞれ登場する4種類。プレイ映像の上映で、子安氏は「みんなおもしろそうだったので、“英二郎”のミニゲームも作って欲しかった」と残念そうに語っていた。(左から櫻井氏、成瀬氏、子安氏)。


データ

▼『フルハウスキス』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:発売中(2004年7月22日)
■価格:7,140円(税込)

■関連サイト
『フルハウスキス』公式サイト
カプコン