アトラスブース、『九龍妖魔學園紀』プレミアイベントはゲームに役立つ特別講習

　アトラスブースでは、「天香學園幕張分校 秋季特別講習 九龍を10倍楽しむ方法！」と題した、PS2用ソフト『九龍妖魔學園紀』のプレミアイベントが行われた。

　このイベントは、『九龍妖魔學園紀』の助監督である齋藤力氏に各ゲーム雑誌の代表編集者がユーザーに代わってゲームの気になるところを直接訊くというもので、電撃PSからもこの作品の担当編集が出席した。
　まず、「1時限目 學園生活学」では、主にアドベンチャーパートで実行可能な行動について質問された。なかでも、『九龍妖魔學園紀』に収録されているミニロールプレイングゲーム『ロックフォードアドベンチャー』に関しての質問はゲームの攻略に関するもので、イベントを見に来たファンも静かに聞き入っていた。
　『ロックフォードアドベンチャー』は、ゲームを進めることで主人公を成長させることが可能。齋藤氏によると、この成長は“スフィンクスの質問に答えたとき”、“中ボスを倒したとき”、“見つかりにくい隠し宝箱を見つけたとき”という条件で行われるとのことだ。

　続いて、「2時限目 遺跡探索論」では、クエストランクで上位を取る方法に関して質問された。クエストランクは、“ハンターポイント”が多ければ多いほど上位にランキングされる。“ハンターポイント”は、1回遺跡を探索するごとに集計されるので、一度の探索でより多くのポイントを稼ぐ必要があるとのことだ。
　ポイントの加算は、クエスト達成時とモンスター討伐時に行われる。モンスター討伐時のポイント1ターンに複数のモンスターを倒すと増えるようになっているという。
　また、齋藤氏は「装備武器に文具だけを使用してクリアはできるのか」、という質問に「理論上可能です」と答えたが、流石に現在その条件でクリアした人間はいないとのことだ。

　最後となる「3時限目」は、フリートークの時間となっており、開発時のエピソードが語られた。『九龍妖魔學園紀』は、エジプトのピラミッドのような遺跡を探索していくダンジョン探索アドベンチャーゲーム。開発時、監督である今井秋芳氏は遺跡に絶対取材に行くと決めていたそうだが、時間があわずに断念し、最終的には資料を基にダンジョンが製作されたという。また、今井氏が作曲者の新田高史氏にオーダーした曲の中に「トレジャーハンター体操」というものがあり、スタッフ一同不思議に思ったとのこと。残念ながら、この「トレジャーハンター体操」のオーダーは実現しなかったそうだ。

　ファン必聴の内容となった『九龍妖魔學園紀』のプレミアイベント。多くの来場者が詰め掛けるステージイベントとなっていた。

ステージに出演した各ゲーム雑誌の編集者たちと、『九龍妖魔學園紀』助監督の斉藤氏（写真右から2番目）、アトラス広報のYa！魔王氏（写真右端）。

イベント中には、ゲームに登場するサブマシンガン“MP5R.A.S”を持った看護士さんが乱入!?

(C)2004 ATLUS/SHOUT! DESIGNWORKS

データ

▼『九龍妖魔學園紀』
■メーカー:アトラス
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:発売中(2004年9月16日)
■価格:通常版 7,329円(税込)/デラックスパック 10,479円(税込)

■『九龍妖魔學園紀』の購入はこちら
アマゾン
プレイステーション・ドットコム・ジャパンセガダイレクト ■関連サイト
・『九龍妖魔學園紀』公式サイト
・アトラス