羽田空港-成田空港間を完全再現!『TrainSimulator』シリーズ最新作発表
タイトーブースのステージにて、鉄道ファンに根強い人気を誇る『Train Simulator』の最新作が、作者である向谷(むかいや)実氏より発表された。
今回の作品では、羽田空港と成田空港を結ぶ90.6kmを含む合計170kmにも及ぶ路線を再現。京浜急行、都営地下鉄、京成電鉄の3社をまたにかけることから、タイトルは『Train Simulator 京成・都営・京急』となることがわかった。
壇上で向谷氏は「空港というキーワードにこだわった。途中(鉄道会社が変わるために)に行われる乗務員交代の演出などもしっかり盛り込んでいる。また、線路をやや右側に配置し、運転席からの視界というものをより忠実に再現した」など、細かい要素を完全に再現していくと話した。
また、上野‐成田空港を結ぶ“京成スカイライナー”も再現されるとのことで、運転できることはもちろん、羽田‐成田の各駅停車を走っていると、八千代台駅や佐倉駅などでスカイライナーに追い抜かれるといった、ダイヤ上の細かい演出も施されている。
ゲームのモードとしては、各鉄道会社の車両を運転する資格を取得するライセンスモードや、初心者向けにブレーキを徹底的に練習できるモードなど、様々な遊び方ができる要素が用意される予定だ。
集まった鉄道ファンをもうならせる仕様がギッシリつまった『Train Simulator 京成・都営・京急』、気になる発売時期は向谷氏によると「来年の2月ごろらしいです(笑)」とのことだ。
ゲーム内容を解説する向谷氏。終始楽しげな表情を見せており、制作が順調であることをうかがわせた。
総計170kmを、単にビジュアル的な部分だけではなく、ダイヤ的にもリアルに再現しているところが、ファンにはたまらない要素といえるだろう。
データ
▼『Train Simulator 京成・都営・京急』
■メーカー:タイトー
■対応機種:PS2
■ジャンル:SLG
■発売日:2005年2月
■価格:未定
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