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2004年12月10日(金)

「XenosagaTHEANIMATION」アフレコ収録スタート!出演声優のコメントをお届け

 2005年1月よりテレビ朝日で放映が開始される「Xenosaga THE ANIMATION」のアフレコ収録が開始された。

 「Xenosaga THE ANIMATION」は、2002年2月にナムコから発売されたPS2用ソフト『ゼノサーガ エピソードI [力への意志]』を原作としたアニメ作品。ゲームの設定をもとに、ヴェクター第一開発局の主幹技師である“シオン・ウヅキ”と、戦闘用女性型アンドロイド“KOS-MOS”を中心とした壮大なスペースオペラが展開する。

 アニメ版のメインキャラクターは、ゲームシリーズと同じ声優が担当しており、声優陣は皆懐かしさを感じながら第1回目のアフレコ収録に挑んだ様子。“シオン・ウヅキ”役の前田愛さん、“KOS-MOS”役の鈴木麻里子さん、“アレン”役の平田広明氏が、各キャラクターを久しぶりに演じた印象をそれぞれ語ってくれた。

■前田さん(“シオン・ウヅキ”役)
「ついにアニメ化ということでうれしい反面、とても緊張しています。『エピソードI』の収録はずいぶん前になってしまうので、もう1度ゲームをプレイしてみたり、設定資料や自分で作った相関図を読み直したりして、キャラクターたちの関係などを再確認してきました。アニメ版では、ゲームのストーリーがどこまで描かれるのかわかりませんが、アニメならではの展開になっているのでプレイした人も楽しめると思います。また、ゲームを知らない人や難しそうだと思っていた人には、入門編として楽しんでもらえると思います。」

■鈴木さん(“KOS-MOS”役)
「アニメ版の台本を読んだ時、ゲームのシーンを思い出して懐かしく感じました。アニメはスピード感があり、“KOS-MOS”の登場シーンは、敵にガンガン攻撃していくというカッコいいものになっていてうれしいです。アンドロイドだけど人間的な感情も持っている、“KOS-MOS”の微妙な気持ちの揺れなどがうまく表現できればと思っています。」

■平田氏(“アレン”役)
「ゲームのアフレコ収録時は、ディレクターから“もう少し若く!”と言われていたのですが、さらに年数を重ねた今どうすればいいんだ!? という感じ(苦笑)。“アレン”はヘナチョコな青年なんですが、戦いが絡んで殺伐とした物語の中で人間くさいキャラクターとして演じられればと思っています。」


 また、前田さんと鈴木さんは「この3人以外にもおなじみのキャラクターが登場しますので、ファンの方は楽しみにしていてください。アニメ化が実現したのは、ファンの方やスタッフの皆さんのおかげなので力の限り頑張ります!(前田さん)」、「『ゼノサーガ』は善と悪、正と誤りなどで割り切れない理不尽さ、切なさが盛り込まれている作品。視聴者がこのアニメを見て、いろいろ考えたり、悩んだりしながら一緒に成長していけるような作品にしたいです(鈴木さん)」と、放映を待つファンに向けてメッセージを送るとともに、アニメ版への意気込みを語った。

『エピソードI』を思い出しながら、アニメ版のアフレコ収録に参加したという3人(左から鈴木さん、前田さん、平田氏)。主役である“シオン・ウヅキ”を演じる前田さんは「“シオン”は漢字や難しいセリフが多いので、苦労するだろうな」と苦笑い。


データ

■「Xenosaga THE ANIMATION」
【放映日時】2005年1月5日26:42より放映開始(毎週水曜深夜 26:42~)
【放送局】テレビ朝日
【キャスト】
前田愛(“シオン・ウヅキ”役)
鈴木麻里子(“KOS-MOS”役)
宍戸留美(“モモ”役)
川崎恵理子(“Jr.”役)
保志聡一朗(“ケイオス”役)
江原正士(“ジギー”役)
平田広明(“アレン・リッジリー”役)
山寺宏一(“ガイナン”/“アルベド”二役)
※敬称略

■関連サイト
「Xenosaga THE ANIMATION」紹介ページ
ナムコ
モノリスソフト