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2004年12月2日(木)

「ニンテンドーDS」のワイヤレス通信機能にRSAセキュリティの暗号技術採用

 コンピュータ・セキュリティや電子情報保護に関するツールソフトの開発、販売を行っているRSA セキュリティは、「ニンテンドー DS」のワイヤレス通信機能に同社の暗号化ツールキット「RSA BSAFE Crypto-C」および「RSA BSAFE Crypto-C MicroEdition」が採用されていることを明らかにした。

 「RSA BSAFE Crypto-C」は、ワイヤレス通信において暗号化などの機能を組み込むための汎用的なツールキット。また、「RSA BSAFE Crypto-C MicroEdition」は「RSA BSAFE Crypto-C」のコードサイズを小さくしたもので、小型情報機器への組み込みに適したツールキットとなっている。

 「ニンテンドー DS」はワイヤレス通信機能により、複数人のプレイヤーが1つのソフトを共用して遊ぶことが可能。また、この機能を利用し、ゲームショップ店頭での試遊版ダウンロード配布なども予定されている。RSA セキュリティによれば、「RSA BSAFE」の暗号技術が採用されることで、「ニンテンドーDS」のワイヤレス通信における不正コピー防止、ゲームソフトの著作権および、ゲーム資産の保護効果がより高められているとのことだ。


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RSA セキュリティ