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2004年5月12日(水)

「ニンテンドー・ディーエス」の全貌が明らかに!GBAと互換性を持ち無線LANに対応!

 5月11日(日本時間5月12日)米ロサンゼルス・ハリウッドにおいて任天堂のプレス向け発表会が行われ、注目の新ハード「ニンテンドー・ディーエス」の詳細が発表された。
「ニンテンドー・ディーエス」は、2つの画面を持つ携帯型ハード。発売日は日米ともに2004年末が予定されている。以下にその特徴を見ていこう。

1)デュアルスクリーン搭載
 2つのLCD画面を搭載。画面の大きさは各3インチで、バックライトによって十分な明るさが確保されている。

2)タッチスクリーン対応
 下の画面はタッチパネル式の入力に対応しており、スタイラス(ペンの形をした入力機器)か指による直接入力が可能。スクリーンには耐久性を保持するフィルムカバーが設置されており、ソフトウェアキーボードも用意されている。また、例えば『メトロイド(Metroid Prime:Hunters)』をプレイする場合は撃ちたいところの画面を突付くだけでOK。ボタンで照準を定める必要はなくなり、ストレスのないプレイが可能となっている。

3)マイク内蔵
 小型マイクを内蔵し、音声認識ソフトウェアに対応。言葉によるコマンド入力でゲームの幅が大きく広がる。

4)無線LANワイヤレス対応
 IEEE 802.11と任天堂の独自規格の2つのワイヤレス規格に対応。IEEE 802.11利用時には、街中の至るところに設置された無線LANホットスポットからインターネット上のゲームサーバーに接続することができ、独自規格のローカルネットワーク通信利用時には、最大16人のプレイヤーが最長100フィート(約30メートル)の距離で通信することができる。

5)ワイヤレスによるゲーム共有
 ソフトを1つ用意すれば、ワイヤレス通信環境にある他の複数のプレイヤーも同時にゲームに参加することが可能(GBAと同様に対応ソフトのみの機能)。

6)3Dグラフィックの実現
 ニンテンドウ64を超えるグラフィック表示能力を2画面ともに実現。秒間60フレームの動きを再現することも可能。ニンテンドウ64でハードと同時に発表された『スーパーマリオ64』の世界で4人同時プレイが楽しめるソフト『スーパーマリオ64×4(Super Mario 64×4)』の発売も予定されている。

7)16チャンネルサウンド
 サウンドは16チャンネルで、ヘッドホンプラグはステレオ対応。

8)充電式バッテリー
 充電式のバッテリーを採用し、スリープモードやスタンバイモードといったパワーマネジメント機能も搭載。スタンバイモードのときでも、他の端末から通信メッセージを受け取れば自動的に復帰する。

9)デュアルプロセッサー
 ARM9とARM7の2つのCPUを搭載。

10)専用の新しいメディアを採用
 専用ソフトはコンパクトな半導体メモリで供給される。メモリ容量は1ギガビット以上。

11)デュアルスロットの採用
 専用ソフトに使うスロットとは別に、GBAソフト用のスロットを搭載。GBAとの互換性を実現している。

 以上、興味深い機能を多数搭載した新ハードの全貌がおわかりいただけただろうか。ハードの詳細なスペックは発表されていないが、任天堂の岩田聡社長は「マシンの内容が馬力で決まるという時代は過去のものだ」と自信の発言。価格については、“お手ごろな価格”との言及にとどまったものの、「これまでのゲームでは味わえなかったまったく新しい体験をお届けする」とのコメントに期待がふくらむところだ。気になる対応ソフトについては、すでにいくつかのゲーム内容と画面写真が公開されているので、追って紹介していきたい。

ついに公開された「ニンテンドー・ディーエス」。画面に表示されているのはワイヤレスでの4人同時プレイが可能な『スーパーマリオ64×4』(大きなサイズの画像はこちら)。

ステージには実機も登場。十字キーと4つのボタン、スタート、セレクト、電源の各ボタンを確認することができる。

任天堂代表取締役社長の岩田聡氏。「ニンテンドー・ディーエスをお見せできることを誇りに思っている」とコメントした。

2つの画面をモチーフにしたロゴマークも公開された(日本でのロゴがどのようになるかは不明)。

2つのスロットが用意され、GBA用ソフトにも対応。この事実が発表された瞬間に、会場は拍手喝さいの盛り上がりに包まれた。

ワイヤレス通信のイメージ。推奨距離は30フィートだが、条件がそろえば100フィート程度離れていても通信が可能とのこと。

タッチパネルに入力した手書きの文字や絵をネットワークで瞬時にやりとりすることもできる。

(C)Nintendo

■関連サイト
Nintendo Of America(英語のサイトです)
任天堂


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