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2004年9月2日(木)

【AMショー】タイトー新基盤「TAITOTypeX」発表!対応タイトルも明らかに

 タイトーブースでは、「Windows」環境をベースとした新ゲームシステム基盤「TAITO Type X」の発表会が開催された。

 発表会では、まずタイトーの内藤峰氏による「TAITO Type X」の解説が行われた。「TAITO Type X」の特徴は、ゲームの開発環境に安価で汎用性の高い「Microsoft Windows XP Embedded」を採用していること。これにより、専用の高価な開発機材などを使用しなくても、ビデオゲームから特殊な筐体型のゲームまで、幅広いジャンルのゲームをローコストで開発できるという。

 「TAITO Type X」用ソフトのラインナップ第1弾は、爽快感あふれるSTG『翼神』。このタイトルは敵弾を跳ね返す「リフレクトフォース」を利用し、爽快にスコア稼ぎを楽しめることが特徴だ。稼動時期は10月の予定。また、この他にもファンタジー世界を舞台にした対戦格闘ゲーム『カオスブレイカー』や、人気シリーズ最新作となる『式神の城III』なども順次発売されることも明かされた。

 本日の発表会では、参入メーカーであるアルファシステムの須田直樹氏氏、ケイブの池田恒基氏、アークシステムワークスの家弓拓郎氏も登壇し、「TAITO Type X」の魅力や開発中のタイトルについて語った。須田氏は、「開発サイドが待ってましたという基盤が登場しました。『式神の城III』では大容量のハードディスクを利用して、キャラクター同士の会話などを大幅に増やす予定です。また、今作ではストーリーも番外編のようなものにするつもりで、新キャラクターも登場します」と、新作についてコメント。『式神の城III』の稼動開始は2005年を予定しているとのことだ。

 タイトーブースには、『翼神』や『カオスブレイカー』などの「TAITO Type X」用タイトルが早くもプレイアブル出展されていた。新基盤の高いスペックを活用した、斬新なソフトの登場に期待しよう!

発表会ではタイトーの内藤氏と参入パートナーの代表者が登壇し、「TAITO Type X」の魅力をアピール。(写真左から須田氏、池田氏、内藤氏、家弓氏)



10月に予定されている『翼神』の発売を皮切りに、「TAITO Type X」用新作タイトルが続々とリリースされる。会場では『式神の城III』の新キャラクターなども公開された。

タイトーブースには「TAITO Type X」用タイトルの他にも、現在稼動中の『ゾイド インフィニティ』やメダルゲームが出展され、賑やかなブースとなっていた。


データ

■「第42回アミューズメントマシンショー」開催概要
【開催時期】2004年9月2日、3日(業者招待日)、4日(一般公開日)
【会場】東京国際展示場(東京ビッグサイト) 東4・5・6ホール
【開催時間】各日10:00~17:00
【入場料】中学生以上 前売券700円(税込)、当日券1,000円(税込)/小学生以下・60歳以上は無料
【前売券発売日】発売中(2004年7月10日)
【前売券販売場所】チケットぴあ、CNプレイガイド、ローソンチケット、JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ、首都圏内のファミリーマート、ampmの各店舗窓口

■関連サイト
タイトー
「第42回アミューズメントマシンショー」
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