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2004年9月24日(金)

EAカナダの開発者も来日!EAがPSP対応の2タイトルを出展

 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は、PSP対応タイトルとして『タイガー・ウッズ PGA TOUR(仮)』および『ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド ライバルズ(仮)』の2タイトルを「TGS2004」にプレイアブル出展した。

 この2タイトルは、いずれも他ハードにて高い評価を得ている人気タイトルの移植作となっており、それぞれにPSP版独自の追加要素が盛り込まれているとのこと。まず、『タイガー・ウッズ PGA TOUR(仮)』は、プレイヤーが世界的なプロゴルファーのタイガー・ウッズ選手となって、さまざまな難関コースに挑んでいくゴルフゲーム。PSP版のみの追加要素として、コースごとの攻略方法を教えてくれる「ポケットキャディ」というシステムが搭載されている。加えて、従来のシリーズで好評を得ているバンカーで砂が舞い上がったり、池ポチャで水しぶきが上がったりという演出も用意される予定だ。

 一方、『ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド ライバルズ(仮)』は、有名自動車メーカーのスポーツカーを自由にカスタマイズし、公道バトルを楽しむことができるレースゲーム。PSPの特徴であるワイドスクリーンに合わせ、ドライバーの視界が広くなっており、従来のRCGとは一味違う高速バトルを体験できる。PSP版には多数の新モードや対戦モードが搭載されるとのことなのでファンは発売を楽しみに待とう。

 「TGS2004」の会場には、EAカナダのPSP対応タイトル開発チーム プロデューサーのデイビッド・マッカーシー氏が来ており、今回特別に話を聞くことができた。マッカーシー氏によると、EAでは総勢200名の開発チームがPSP用ソフトの制作にあたっており、現在30タイトル以上のゲームを開発しているという。PSPの高画質なグラフィックを生かすため、ある程度制作が完了した後も細かい調整を重ねているとのことだ。
 なお、「TGS2004」出展時の両タイトルの開発度は50%となっていた。通常のプレイに十分耐えうる完成度だっただけに、100%開発が完了したソフトを早く遊んでみたいところだ。

『タイガー・ウッズ PGA TOUR(仮)』は、タイガー・ウッズ選手のショットフォームまで完全再現されている。

車体への景色の写りこみや、夜の公道を染めるライトの光彩が美しい『ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド ライバルズ(仮)』。PSPならではの、携帯ゲーム機とは思えない美しいグラフィック

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