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2004年9月26日(日)

『ツキヨニサラバ』ステージイベントに総指揮の村山氏、キャラデザインの皆川氏が出演

 タイトーブースでは、今冬発売予定のPS2用ソフト『ツキヨニサラバ』の開発陣によるステージイベントが行われた。

 イベントには、『ツキヨニサラバ』の開発総指揮を担当しているゲームクリエイター村山吉隆氏、キャラクターデザインを担当した漫画家の皆川亮二氏、タイトーブースの総合司会で今タイトルに登場する“アリス”役も務める声優の榎本温子さんが出演。『ツキヨニサラバ』の開発に至るまでの経緯などが語られた。
 村山氏は、コナミの人気RPG『幻想水滸伝』シリーズの企画、シナリオを担当していたことで有名だが、シリーズ3作目の開発を終えたときに新たなステップへと進むためにゲーム開発会社ブルームーンスタジオを立ち上げた。その後、さまざまな業界の人間に会う機会が増え、“作りたいゲームにあわせてクリエイターを集めていく”という形のゲーム制作方法を学んだという。
 現在開発中の『ツキヨニサラバ』は、まずはじめに“男と銃”というイメージからスタートしたタイトルとのこと。村山氏は、「皆川さんは「スプリガン」や「ARMS」といった作品で高い評価を得ている漫画家さんです。キャラクターデザインを誰にお願いするか考えたとき、一番最初に名前が浮かびました」とコメント。皆川氏は「はじめてあった時すぐにどんなゲーム? 対戦モードは? という話をしてました。ゲーム好きなものですから、この仕事は受ける気マンマンでした」と仕事の依頼が来たときのエピソード語った。
 この『ツキヨニサラバ』は、冬の発売に向けて現在も鋭意開発中とのこと。ガンアクションが好きな人はもちろん、皆川氏のファンは発売を楽しみに待っていよう。

ステージに登場した開発総指揮の村山氏(写真左)とキャラクターデザインの皆川氏(写真右)。

ステージ上のスクリーンでは、登場キャラクターの設定イラストが公開。皆川氏は、「村山さんからたくさんダメ出しをもらいました。もっとカワイクしろとか、スカートを短くとか(笑)」と、苦労話を披露した。



『ツキヨニサラバ』では、時間の流れを操るという特殊能力と両手の銃を武器に、爽快感あふれるガンアクションを楽しめる。

※画像は開発中のもの
(C)TAITO CORP.2004

データ

▼『ツキヨニサラバ』
■メーカー:タイトー
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2004年冬
■価格:7,140円(税込)

■関連サイト
タイトー