2005年1月24日（月）
鳴り止まない「T・B・M!!」コール！「THEBLACKMAGES」ライブイベント開催
1月22日、23日の両日、「CLUB CITTA’川崎」（神奈川県川崎市）にて「THE BLACK
MAGES LIVE “above the sky”」が開催された。
『FINAL FANTASY』シリーズの楽曲を手がける植松伸夫氏率いるロックバンド「THE BLACK MAGES（略称、TBM）」は、これまでに2枚のアルバムをリリースしており、国内外問わず多くのファンから熱狂的な支持を得ている。開場時間の17：00になると、長い列を作っていた来場者たちが入場を開始し、1階のフロアーは早くも開演を待つファンの熱気に包まれた。
ライブのオープニングには、『ロマンシング サ・ガ』シリーズの楽曲などを担当してきた作曲家・伊藤賢治氏が出演。伊藤氏は、今春に発売が予定されているシリーズ最新作『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の楽曲「オーバーチュア＆オープニングタイトルメドレー」や、伊藤氏がスクウェアに入社したばかりの時に担当したというゲームボーイ用ソフト『サ・ガ2 秘宝伝説』のメドレーなどをピアノで演奏し、観客を幻想的な世界にひきこんだ。また、曲の間のMCでは、「僕はスクウェア初の新卒入社だったんです。その頃は、まだみんな若くて、植松さんもまだヒゲがなくて（笑）。社員全員で飲みに行った思い出とかもあります。今日はそんな当時の事を想いながらポロポロと弾いてみたいです」と語った。
続いてステージ上に登場したのは、過去の活動内容からプロフィールまですべてが謎のユニット「muZik（ムジーク）」。彼らは、テクノポップにアレンジされた『FF』シリーズの楽曲を披露。「ウケが良かったらCDも出しちゃおうかな……（植松氏）」とのことなので、ファンは新しいアレンジ展開にも注目しておこう。
さらに、「THE BLACK MAGES」のファンにはおなじみのウダツ田中氏も出演。「ウダツ上がらない質問コーナー」や、小粋なトークで会場の空気を暖めた。
そして、会場の大歓声に出迎えられて、「THE BLACK MAGES」のメンバーがステージに登場。1曲目の「The Rocking Grounds」、2曲目の「Zeromus」が続けて演奏され、会場のテンションは一気に最高潮に。ライブでは、2枚目のアルバム「THE BLACK MAGES II ～The Skies Above～」の楽曲を中心に演奏が行われ、1枚目のアルバムからも人気曲「Clash on the Big Bridge」や「Those Who Fight Further」が演奏された。さらに、ゲストボーカルとして出演したKAZCOさんとmr.goo氏が、アルバム「THE BLACK MAGES II」での新しい試みとして収録されたボーカル曲を披露し、会場を大いに盛り上げた。
MCでは、ライブで着用している衣装についてのエピソードなどが語られた。ファンが気になる3枚目のアルバムについては、「まだ決定したわけではないけど構想はあります。2枚目が出る前から作りたくなってました。今度はロックとオーケストラをいっしょにやってみたらスゴイかな……。まだ構想ですよ！ 決まってはないですよ（笑）」とコメント。
全曲終了後には、観客からの「T・B・M!!」コールに応え、アンコール曲が演奏された。「絵に描いたようなお約束だなぁ（笑）」と話した植松氏の満足そうな笑顔がとても印象的。「3枚目が発売された時には、大きなライブをやりたい（植松氏）」とのことだったので、「THE BLACK MAGES」のファンは、その日を楽しみに待っていよう！
なお、今回のライブ開催を記念して、着信メロディ配信サイト「スクウェア・エニックスメロディ」では、アルバム「THE BLACK MAGES II ～The Skies Above～」の着信メロディの配信をスタート。伊藤氏が演奏した『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の楽曲のピアノバージョンなども追加されている。ライブに行った人はもちろん、足を運べなかった人もぜひアクセスしてみよう。
開場時間前より、「CLUB CITTA’川崎」には行列ができていた。会場内の売店では、数量限定のオリジナルTシャツや、音楽CDが販売されていた。
繊細なピアノで観客を魅了した伊藤氏。『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』では、バトル曲を多めに70曲ほどを制作したという。
初登場となる「muZik（ムジーク）」（写真上）は、『FF』シリーズの楽曲をテクノ風にアレンジして演奏。ウダツ氏（写真下）の軽快なトークも会場の笑いを誘った。
総立ちのファンに迎えられて「THE BLACK MAGES」のメンバーがステージに登場。セカンドアルバムの楽曲を中心に、12曲（＋アンコール曲）を熱演した。観客もそれに応えてヒートアップ！
伊藤氏は、ライブ後のインタビューで「今はホッとしていますが、始まる5分前は緊張していました。会場のサイズはちょうど良かったですね」とコメント。
最高の演奏で会場のファンを酔わせた「THE BLACK MAGES」のメンバー。写真上段左から羽入田氏（ドラム担当）、福井氏（キーボード担当）、植松氏（キーボード担当）、下段左から関戸氏（ギター担当）、河盛氏（ベース担当）、岡宮氏（ギター担当）。構想中という3枚目のアルバムや、ライブなど、今後の彼らの活動にも期待しよう。
(C)2005 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
1：The Rocking Grounds（『FF III』Battle1）
2：Zeromus（『FF IV』Final Battle）
3：Hunter’s Chance（『FF IX』）
4：Battle Theme（『FF VI』戦闘）
5：Battle with the Four Friends（『FF IV』）
6：Vamo’ Alla Flamenco（『FF IX』）
7：Maybe I’m a Lion（『FF VIII』）
8：Those Who Fight Further（『FF VII』更に闘う者達）
9：The Man with the Machine Gun（『FF VIII』）
10：Clash on the Big Bridge（『FF V』ビッグブリッヂの死闘）
11：Otherworld（『FFX』）
12：The Skies Above（『FFX』Zanarkand）
▼「THE BLACK MAGES II ～The Skies Above～」
■発売元：ユニバーサル ミュージック
■品番：UPCH-1377
■発売日：発売中(2004年12月22日)
■価格：2,500円(税込)
MAGES LIVE “above the sky”」が開催された。
『FINAL FANTASY』シリーズの楽曲を手がける植松伸夫氏率いるロックバンド「THE BLACK MAGES（略称、TBM）」は、これまでに2枚のアルバムをリリースしており、国内外問わず多くのファンから熱狂的な支持を得ている。開場時間の17：00になると、長い列を作っていた来場者たちが入場を開始し、1階のフロアーは早くも開演を待つファンの熱気に包まれた。
ライブのオープニングには、『ロマンシング サ・ガ』シリーズの楽曲などを担当してきた作曲家・伊藤賢治氏が出演。伊藤氏は、今春に発売が予定されているシリーズ最新作『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の楽曲「オーバーチュア＆オープニングタイトルメドレー」や、伊藤氏がスクウェアに入社したばかりの時に担当したというゲームボーイ用ソフト『サ・ガ2 秘宝伝説』のメドレーなどをピアノで演奏し、観客を幻想的な世界にひきこんだ。また、曲の間のMCでは、「僕はスクウェア初の新卒入社だったんです。その頃は、まだみんな若くて、植松さんもまだヒゲがなくて（笑）。社員全員で飲みに行った思い出とかもあります。今日はそんな当時の事を想いながらポロポロと弾いてみたいです」と語った。
続いてステージ上に登場したのは、過去の活動内容からプロフィールまですべてが謎のユニット「muZik（ムジーク）」。彼らは、テクノポップにアレンジされた『FF』シリーズの楽曲を披露。「ウケが良かったらCDも出しちゃおうかな……（植松氏）」とのことなので、ファンは新しいアレンジ展開にも注目しておこう。
さらに、「THE BLACK MAGES」のファンにはおなじみのウダツ田中氏も出演。「ウダツ上がらない質問コーナー」や、小粋なトークで会場の空気を暖めた。
そして、会場の大歓声に出迎えられて、「THE BLACK MAGES」のメンバーがステージに登場。1曲目の「The Rocking Grounds」、2曲目の「Zeromus」が続けて演奏され、会場のテンションは一気に最高潮に。ライブでは、2枚目のアルバム「THE BLACK MAGES II ～The Skies Above～」の楽曲を中心に演奏が行われ、1枚目のアルバムからも人気曲「Clash on the Big Bridge」や「Those Who Fight Further」が演奏された。さらに、ゲストボーカルとして出演したKAZCOさんとmr.goo氏が、アルバム「THE BLACK MAGES II」での新しい試みとして収録されたボーカル曲を披露し、会場を大いに盛り上げた。
MCでは、ライブで着用している衣装についてのエピソードなどが語られた。ファンが気になる3枚目のアルバムについては、「まだ決定したわけではないけど構想はあります。2枚目が出る前から作りたくなってました。今度はロックとオーケストラをいっしょにやってみたらスゴイかな……。まだ構想ですよ！ 決まってはないですよ（笑）」とコメント。
全曲終了後には、観客からの「T・B・M!!」コールに応え、アンコール曲が演奏された。「絵に描いたようなお約束だなぁ（笑）」と話した植松氏の満足そうな笑顔がとても印象的。「3枚目が発売された時には、大きなライブをやりたい（植松氏）」とのことだったので、「THE BLACK MAGES」のファンは、その日を楽しみに待っていよう！
なお、今回のライブ開催を記念して、着信メロディ配信サイト「スクウェア・エニックスメロディ」では、アルバム「THE BLACK MAGES II ～The Skies Above～」の着信メロディの配信をスタート。伊藤氏が演奏した『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の楽曲のピアノバージョンなども追加されている。ライブに行った人はもちろん、足を運べなかった人もぜひアクセスしてみよう。
開場時間前より、「CLUB CITTA’川崎」には行列ができていた。会場内の売店では、数量限定のオリジナルTシャツや、音楽CDが販売されていた。
繊細なピアノで観客を魅了した伊藤氏。『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』では、バトル曲を多めに70曲ほどを制作したという。
初登場となる「muZik（ムジーク）」（写真上）は、『FF』シリーズの楽曲をテクノ風にアレンジして演奏。ウダツ氏（写真下）の軽快なトークも会場の笑いを誘った。
総立ちのファンに迎えられて「THE BLACK MAGES」のメンバーがステージに登場。セカンドアルバムの楽曲を中心に、12曲（＋アンコール曲）を熱演した。観客もそれに応えてヒートアップ！
伊藤氏は、ライブ後のインタビューで「今はホッとしていますが、始まる5分前は緊張していました。会場のサイズはちょうど良かったですね」とコメント。
最高の演奏で会場のファンを酔わせた「THE BLACK MAGES」のメンバー。写真上段左から羽入田氏（ドラム担当）、福井氏（キーボード担当）、植松氏（キーボード担当）、下段左から関戸氏（ギター担当）、河盛氏（ベース担当）、岡宮氏（ギター担当）。構想中という3枚目のアルバムや、ライブなど、今後の彼らの活動にも期待しよう。
(C)2005 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
データ
■「THE BLACK MAGES LIVE “above the sky”」1月22日演奏曲リスト1：The Rocking Grounds（『FF III』Battle1）
2：Zeromus（『FF IV』Final Battle）
3：Hunter’s Chance（『FF IX』）
4：Battle Theme（『FF VI』戦闘）
5：Battle with the Four Friends（『FF IV』）
6：Vamo’ Alla Flamenco（『FF IX』）
7：Maybe I’m a Lion（『FF VIII』）
8：Those Who Fight Further（『FF VII』更に闘う者達）
9：The Man with the Machine Gun（『FF VIII』）
10：Clash on the Big Bridge（『FF V』ビッグブリッヂの死闘）
11：Otherworld（『FFX』）
12：The Skies Above（『FFX』Zanarkand）
▼「THE BLACK MAGES II ～The Skies Above～」
■発売元：ユニバーサル ミュージック
■品番：UPCH-1377
■発売日：発売中(2004年12月22日)
■価格：2,500円(税込)
■関連サイト
・「植松伸夫です。」
・「THE BLOG MAGES」
・「スクウェア・エニックスメロディ」紹介ページ
・スクウェア・エニックス