2005年2月9日（水）
「つながる楽しさ」をすべての人に！セガ、コミュニティサイト「セガリンク」を開設
セガは本日2月9日、都内にて「新規ネットワークサービス発表会」を開催し、オンラインコミュニティサービスを提供する総合サイト「SEGA link（セガリンク）」を開設することを明らかにした。
発表会で最初に登壇したのは、セガのネットワーク戦略事業部長を務める森下英昭氏。森下氏によると、現在の日本ではPCが多くの家庭に普及し、ブロードバンド環境が整いつつあるものの、実際に利用するコンテンツはメールの送受信やホームページの閲覧といったものが中心になっているという。近年注目されつつあるオンラインゲームにおいても、一部のコアユーザーのみの拡がりに留まっており、一般ユーザーが「ネットワークの楽しさ」を体験しているとは言い難い状況にある。セガでは、この「ネットワークの楽しさ」、「つながることの楽しさ」をより多くのユーザーに体験してもらうために、「セガリンク」の開設に至ったとのことだ。
「セガリンク」は、日記や掲示板・チャットといったコミュニティサービスと、オンラインゲームやストリーミング配信などのコンテンツを融合した総合エンターテインメントサイト。基本的なサービスは無料で楽しむことができ、自分のホームページ作成用スキンや、アバター用の洋服などを購入する際には30円～1000円程度の小額を課金することになる。このビジネスモデルは、主に韓国などで成功したものを参考に構築。セガでは、日本のユーザー、市場向けにさらなるアレンジを加えることで、より多くのユーザーの獲得を狙っていくとしている。
配信コンテンツなどの主要サービスについては、「セガリンク」の総合プロデューサーである染谷光廣氏から紹介が行われた。「セガリンク」のコンテンツは、トランプゲームや麻雀などのオンライン対戦を楽しめる「シンプルゲーム」に加えて、メガドライブ用ソフトを配信する「セガクラシック」、『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 』や『バーチャロン』シリーズなどのPC用パッケージソフトを配信する「リンクコレクション」の3種類。「リンクコレクション」など、一部のゲームにはプレイ料金が必要となる。
ストリーミング配信のコンテンツは、7人の個性派監督が参加した「Jam Films」やヨーロッパのアニメーション作品などが用意される予定。映像コンテンツ以外にも、ネットラジオなどの音声コンテンツの配信も行われるとのことだ。
また、「セガリンク」のマイホームページ機能では、日記を書くだけでなく、自分のアバターやプロフィールを紹介したり、写真を掲載することもできる。「セガリンク」のIDを登録したすべてのユーザーにこのサービスが提供され、ユーザー同士でフレンド登録を行うことや、日記に対するコメントを残すことなども可能だ。
会場には「セガリンク」CMキャラクターであるタレントの鈴木杏さんが登場し、ホームページ更新やチャットなど、コミュニケーション要素のデモンストレーションを行った。鈴木さんは、「パソコンを利用する機会は、たまにメールをするぐらいだけだったんですが、セガリンクの社内テストに参加するようになってからは、毎日パソコンを触るようになりました」とコメント。また、これから本格的な撮影に入るというCMについては、「普段の生活の中で触れていくものなので、自然な自分を見てもらいたいと思います」と語った。
さらに、発表会にはセガ代表取締役社長兼COOを務める小口久雄氏も出席。小口氏は「これまでセガはビデオゲームを核として成長してきましたが、開発技術の向上にあわせて、一部のソフトは一般の人は楽しめない難しいものになってしまいました。そこで、もう一度原点を振り返り、“人と人のつながりの楽しさ”を重要なものと考えました。クローズドベータテストなどの中で直接触ってもらえれば、私たちの提案するものが理解してもらえると思います」と、「セガリンク」の成功に自信を見せた。
現在こちらのページでは、2月17日～3月9日の期間に5,000人限定で行われる「セガリンク」のクローズドベータテストの参加者を募集中。クローズドテスト終了後には、オープンテストの実施も予定されており、その1、2カ月後には正式サービスの開始が予定されている。セガの提供する新しい形のオンラインコミュニティに参加したいという人は、ぜひ「セガリンク」のクローズドベータテストに参加してみよう。
「セガリンク」のロゴは、クレイ（粘土）を表現したもの。コンテンツを利用する人それぞれが形を作り、どんどん変化していくというイメージから制作されたという。
トップページからは、マイホームページやゲームコンテンツの配信サイトなどにアクセスすることが可能。自分のアバターや、フレンドリストも表示されている。
社内テスト段階から「セガリンク」に触れてきた鈴木杏さんが、壇上でデモンストレーションを披露。小口氏とのチャットでは、素早いタッチタイピングを見せていた。
1年間で100万人のユーザー獲得を目指すという「セガリンク」。今後のプロモーション展開などにも注目が集まる（写真左から染谷氏、鈴木さん、小口氏）。
(C)SEGA,2004
発表会で最初に登壇したのは、セガのネットワーク戦略事業部長を務める森下英昭氏。森下氏によると、現在の日本ではPCが多くの家庭に普及し、ブロードバンド環境が整いつつあるものの、実際に利用するコンテンツはメールの送受信やホームページの閲覧といったものが中心になっているという。近年注目されつつあるオンラインゲームにおいても、一部のコアユーザーのみの拡がりに留まっており、一般ユーザーが「ネットワークの楽しさ」を体験しているとは言い難い状況にある。セガでは、この「ネットワークの楽しさ」、「つながることの楽しさ」をより多くのユーザーに体験してもらうために、「セガリンク」の開設に至ったとのことだ。
「セガリンク」は、日記や掲示板・チャットといったコミュニティサービスと、オンラインゲームやストリーミング配信などのコンテンツを融合した総合エンターテインメントサイト。基本的なサービスは無料で楽しむことができ、自分のホームページ作成用スキンや、アバター用の洋服などを購入する際には30円～1000円程度の小額を課金することになる。このビジネスモデルは、主に韓国などで成功したものを参考に構築。セガでは、日本のユーザー、市場向けにさらなるアレンジを加えることで、より多くのユーザーの獲得を狙っていくとしている。
配信コンテンツなどの主要サービスについては、「セガリンク」の総合プロデューサーである染谷光廣氏から紹介が行われた。「セガリンク」のコンテンツは、トランプゲームや麻雀などのオンライン対戦を楽しめる「シンプルゲーム」に加えて、メガドライブ用ソフトを配信する「セガクラシック」、『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 』や『バーチャロン』シリーズなどのPC用パッケージソフトを配信する「リンクコレクション」の3種類。「リンクコレクション」など、一部のゲームにはプレイ料金が必要となる。
ストリーミング配信のコンテンツは、7人の個性派監督が参加した「Jam Films」やヨーロッパのアニメーション作品などが用意される予定。映像コンテンツ以外にも、ネットラジオなどの音声コンテンツの配信も行われるとのことだ。
また、「セガリンク」のマイホームページ機能では、日記を書くだけでなく、自分のアバターやプロフィールを紹介したり、写真を掲載することもできる。「セガリンク」のIDを登録したすべてのユーザーにこのサービスが提供され、ユーザー同士でフレンド登録を行うことや、日記に対するコメントを残すことなども可能だ。
会場には「セガリンク」CMキャラクターであるタレントの鈴木杏さんが登場し、ホームページ更新やチャットなど、コミュニケーション要素のデモンストレーションを行った。鈴木さんは、「パソコンを利用する機会は、たまにメールをするぐらいだけだったんですが、セガリンクの社内テストに参加するようになってからは、毎日パソコンを触るようになりました」とコメント。また、これから本格的な撮影に入るというCMについては、「普段の生活の中で触れていくものなので、自然な自分を見てもらいたいと思います」と語った。
さらに、発表会にはセガ代表取締役社長兼COOを務める小口久雄氏も出席。小口氏は「これまでセガはビデオゲームを核として成長してきましたが、開発技術の向上にあわせて、一部のソフトは一般の人は楽しめない難しいものになってしまいました。そこで、もう一度原点を振り返り、“人と人のつながりの楽しさ”を重要なものと考えました。クローズドベータテストなどの中で直接触ってもらえれば、私たちの提案するものが理解してもらえると思います」と、「セガリンク」の成功に自信を見せた。
現在こちらのページでは、2月17日～3月9日の期間に5,000人限定で行われる「セガリンク」のクローズドベータテストの参加者を募集中。クローズドテスト終了後には、オープンテストの実施も予定されており、その1、2カ月後には正式サービスの開始が予定されている。セガの提供する新しい形のオンラインコミュニティに参加したいという人は、ぜひ「セガリンク」のクローズドベータテストに参加してみよう。
「セガリンク」のロゴは、クレイ（粘土）を表現したもの。コンテンツを利用する人それぞれが形を作り、どんどん変化していくというイメージから制作されたという。
トップページからは、マイホームページやゲームコンテンツの配信サイトなどにアクセスすることが可能。自分のアバターや、フレンドリストも表示されている。
社内テスト段階から「セガリンク」に触れてきた鈴木杏さんが、壇上でデモンストレーションを披露。小口氏とのチャットでは、素早いタッチタイピングを見せていた。
1年間で100万人のユーザー獲得を目指すという「セガリンク」。今後のプロモーション展開などにも注目が集まる（写真左から染谷氏、鈴木さん、小口氏）。
(C)SEGA,2004
■関連サイト
・「セガリンク」クローズドベータテスター募集ページ
・セガ