メディアアーティスト・岩井俊雄氏制作のDS用ソフト『エレクトロプランクトン』発表!
任天堂は、DS用ソフト『エレクトロプランクトン』を4月7日に発売することを明らかにした。価格は4,800円(税込)で、ヘッドホンが同梱される。
『エレクトロプランクトン』は、DSの画面に広がる水の世界で10種類の電子プランクトンたちに触れ、音楽の演奏や映像を楽しむメディアアート作品。各プランクトンは、タッチスクリーンでの操作やプレイヤーの声に、かわいらしい仕草と音で反応する。
このタイトルの制作は、メディアアーティストの岩井俊雄氏が担当している。岩井氏は、ファミコン用ソフト『OTOCKY(オトッキー)』の開発や、子供向けTV番組「ウゴウゴルーガ」のCGデザイン制作など、国内外を問わず幅広い分野で活動を続けているクリエイター。この『エレクトロプランクトン』は、ユーザーが触れることができる新しい形のメディア作品として、岩井氏の演出する独特な世界観を体験できる。
本日開設された
公式サイトでは、10種類のプランクトンの紹介、岩井氏のインタビューが掲載されている。それぞれのプランクトンに触れた人のプレイムービーなども掲載されているので、内容が気になる人はさっそくアクセスしよう。
また、4月8日~14日の期間には、都内のラフォーレミュージアム原宿で「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」が開催される。この発売記念イベントでは、プランクトンたちが泳ぐ電子の海を再現した「ディープ・エレクトロプランクトン」や、制作資料を紹介する「スタディ・オブ・エレクトロプランクトン」などの展示が行われる予定だ。
水の世界を舞台にしたメディアアート作品『エレクトロプランクトン』。プランクトンが奏でる音楽を楽しむためのヘッドホンを同梱。
10種類のプランクトンは、それぞれが特徴的な動きと音でプレイヤーを魅了。DSの上画面には、プレイ中のプランクトンが表示される。
DSのタッチパネル(下画面)に触れることで、プランクトンの動きは変化していく(写真上は“トレーシー”、写真下は“ハネンボウ”)。
こちらは“ツリガネムシ”と呼ばれるプランクトン。タッチペンで触れると、ファミコンサウンドにあわせて体を動かす。
『エレクトロプランクトン』のクリエイターである岩井俊雄氏。これまでに自身が発表してきた作品のエッセンスを凝縮した、集大成を目指して開発中とのことだ。
(C)2005 Toshio Iwai/Nintendo
データ
■発売記念イベント「岩井俊雄 エレクトロプランクトン展」
【開催期間】2005年4月8日~4月14日
【開催時間】各日11:00~20:00(初日15:00開館/最終日17:00閉館)
【開催場所】ラフォーレミュージアム原宿(東京都渋谷区神宮前 1-11-6)
【入場料】無料
▼『エレクトロプランクトン』
■メーカー:任天堂
■対応機種:DS
■ジャンル:ETC
■発売日:2005年4月7日
■価格:4,800円(税込)
※ヘッドホン同梱
■関連サイト
・『エレクトロプランクトン』公式サイト
・任天堂