2005年4月8日(金)
『グランディア』は、1997年にセガサターン用ソフトとして第1作目が発売され、壮大な世界観や練り込まれたバトルシステムなどが好評を博したRPGシリーズ。最新作『グランディアIII』の開発では、第1作目からすべてのシリーズの演出を手がけるゲームアーツの高橋秀信氏が総監督を務める他、キャラクターデザインに『ヴァルキリープロファイル』の吉成曜氏が起用されるなど、数々の名作RPGの制作に携わってきたスタッフが名を連ねている。
-『グランディアIII』ストーリー- “飛行王シュミット”の伝説。 もっとも早く飛行機を駆け、最も華麗に飛行機を乗りこなした男の伝説である。 その伝説は、今でこそ人々の脳裏から忘れ去られようとしているが、 幾ばくかの少年達に空への憧れを抱かせるには十分だった。 広大なベリオン海を囲む三大陸からなる世界の片隅にあるティタロス島。 そこに、平和だけがとりえの静かな村アンフォグがあった。 村の一角に立てられた質素なガレージから、金属を打ち鳴らす音が聞こえてくる。 “飛行王シュミット”に魅せられた少年ユウキが、自作の飛行機を作っているのだ。 「…いつか、この村を出て、あの広い海を越え、大陸にたどり着く!」 飛行機乗りの証である『フライトユニット(飛行機の動力パーツ)』を抱える少年の目は、 “まだ見ぬ空の果て”をまっすぐに見つめていた。 馬車を走らす少女の姿があった。 彼女は“世界を統べる聖獣”との対話を可能とする巫女“神人(コミュート)”アルフィナである。 兄が消息を絶ったと伝え聞き、アークリフへ赴く最中だった。 今は接点のない、飛行機乗りの少年と、神々と対話する巫女の少女。 しかし、世界が壊れ始める時---二人は出会い、運命が大きく動きはじめていく。 |
ユウキ | アルフィナ |
伝説の飛行機乗りである“飛行王 シュミット”に憧れる16歳の少年。小さな村「アンフォグ」で、大空へと旅立つための飛行機を自作している。巫女“アルフィナ”と出会うことで、世界の行く末を左右する冒険へと旅立つ。 | 聖獣“グリフ”降臨の儀式を行う「神人(コミュート)」と呼ばれる巫女。苦難な運命にも、ひたむきな努力で向き合おうとする「がんばりやさん」。突然姿を消した兄“エメリウス”と会うために、「アークリフ神殿」へ向かう。 |
エメリウス |
「神人(コミュート)」になるために、妹の“アルフィナ”と共に育てられた。3年前に消息を絶ってしまい、再び姿を現したときには昔の優しい面影はなくなり、冷酷かつ非情な男になっていた。純白の鎧と巨大な剣を身に付けている。 |
スクリーンショットでは、“ユウキ”と“アルフィナ”の2人が大空を飛行機で駆けるシーンや、“エメリウス”と対峙するシーンを見ることができる。やはり“エメリウス”は敵として“ユウキ”たちの行く手を阻むのだろうか? |
『グランディアIII』のバトルには、攻撃や防御といった基本的な行動だけでなく、キャンセルからのカウンターや空中コンボなど、格闘ゲームを思わせるアクションを用意。“ユウキ”の剣技や、“アルフィナ”の魔法を組み合わせて、強力なコンボを完成させよう。 |
こちらが空中コンボの発動シーン。“アルフィナ”の攻撃によって敵が空高く飛ばされているが、この後に他のキャラクターが追撃するのだろうか。写真に見える「Height(高さ)」の表示も気になるところだ。 |
“ユウキ”が住む村「アンフォグ」と、「飛行機格納庫」の設定イラスト。これらのイラストを元に、3Dグラフィックで表現された美麗なフィールドマップが作られる。 |
冒険の舞台となるフィールドのスクリーンショット。ゲームアーツの新型ゲームエンジン「N3」によるフルポリゴンで表現された美麗なフィールドで、どのようなス物語が展開するのだろうか。 |
データ
(C)2005 GAME ARTS/SQUARE ENIX All Rights Reserved. Character illustration:YOU YOSHINARI
■関連サイト
・『グランディアIII』公式サイト
・スクウェア・エニックス