コナミがタカラとの資本提携解消、所有するタカラ株約2,010万株を全株売却
コナミは、本日4月25日に行った取締役会においてタカラとの資本提携解消を決議したことを明らかにした。
両社の資本提携は、2000年7月にタカラが実施した第三者割当増資をコナミが受けたことにより締結された。コナミは、タカラ発行済株式総数の22.2%にあたる約2,010万株を所有する筆頭株主となっていたが、資本提携の見直しにおいてタカラ株全株の売却を決定。売却額は110億1,600万円で、売却益は連結ベースで約61億円となる。
コナミは資本提携の見直しについて、「両社を取り巻く事業環境がこの4年9カ月の間に大きく変化してきたため」としている。
なお、タカラは4月20日に、2005年3月期(2004年4月1日~2005年3月31日)の業績予想を修正。2005年3月連結決算で約150億円の赤字となる見通し。
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