『FFXI』の巨大ジオラマも!天野喜孝氏の個展「マニエラ」が明日5月3日よりスタート
明日5月3日~10日に上野の森美術館(東京都台東区)で開催される天野喜孝氏の個展「マニエラ」のプレス向け内覧会が、本日5月2日に行われた。
天野喜孝氏は、スクウェア・エニックスの人気RPG『ファイナルファンタジー(以下、FF)』シリーズなどのビジュアルデザインで知られるイラストレーター。「マニエラ」は、1998年に同美術館で開催された「THINK LIKE AMANO」以来の日本における大規模な個展となっており、日本未公開の作品や大型作品をはじめ、原画や陶磁器、コラボレーション作品など130点~180点の作品が展示されている。
ゲームファンにとって馴染みの深い『FF』シリーズおよび『フロントミッション』シリーズの作品は、会場の2階に展示。『FF I』から『FFXI プロマシアの呪縛』までのビジュアルコンセプトデザイン画に加え、『FFXI』の巨大ジオラマ、シリーズ最新作『フロントミッション オンライン』のコンセプトアートなど、天野氏が手がけた新旧の作品をまとめて楽しめる。中でも『FFXI』の巨大ジオラマは、天野氏が思い描く“ヴァナ・ディール”の世界を等身大で感じることができた。
本日行われた内覧会には天野氏本人も姿を見せ、「久しぶりの日本での個展となりますが、この機会に作品を楽しんでください」とあいさつ。より深く『FF』シリーズは『フロントミッション オンライン』の世界を堪能することができるイベントとなっているので、ファンはぜひ足を運んでみるといいだろう。
日本では7年ぶりの開催となる大規模な天野氏の個展「マニエラ」。『FF』や『フロントミッション オンライン』といったゲームソフトのビジュアルコンセプトデザイン画が公開されている。
会場には、『FF』シリーズ歴代タイトルの作品を一堂に展示。シリーズを通してプレイしてきたファンは一見の価値ありだ。
「マニエラ」の見どころの1つといえる『FFXI』巨大ジオラマのサイズは11m×5.7m。チョコボにまたがったキャラクターなどが描かれている。
日本だけでなく、パリ、ニューヨークといった海外でも高い評価を得ている天野氏。「多くの人に作品を見てほしい」と語った。
データ
■天野喜孝展「マニエラ」
【開催期間】2005年5月3日~10日 各日10:00~18:00
【開催場所】上野の森美術館 東京都台東区上野公園1-2
【入場料】
・一般:当日 1,300円/前売り1,000円
・学生(高校生以上):当日 1,000円/前売り 800円
・小中学生:当日 700円/前売り 500円
■関連サイト
・天野喜孝氏公式サイト