SCE、汎用光ディスク「UMD」が標準規格として承認されたことを発表
SCEは、PSP対応の光ディスク「UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)」が国際標準化機関「Ecma International」に標準規格として承認されたことを発表した。
スイスのジュネーブに本拠を置く「Ecma International」は、光ディスクの国際標準化に長い歴史を持つ組織。6月21日に開かれた総会において、UMDの形状や厚み、信号記録方法などを定めた物理フォーマットを、規格番号「ECMA-365」の光ディスク規格として承認したという。今後、公的標準化機関「ISO/IEC」会員各国により、国際標準化に向けた審議が行われる予定だ。
「UMD」は直径60ミリ、最大容量1.8ギガバイトの汎用光ディスク。PSP用ゲームタイトルとして、日本をはじめとするアジア地域と北米において90タイトル以上がリリースされている他、映像・音楽を収録したUMDビデオソフトウェアも多数発売されている。
ソニーグループは「今回のECMA-365の標準規格承認を契機として、今後UMDのさらなる可能性を提案していく」とコメントしている。
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