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2005年7月8日(金)

今冬に『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』登場!セガ、プライベートショーを開催

 セガは本日7月8日に、アーケード業界関係者およびマスコミ向けの展示会「SEGA PRIVATE SHOW 2005 SUMMER」を開催した。

 稼動開始前の最新タイトルが発表される「SEGA PRIVATE SHOW」だが、今回の目玉タイトルはガンシューティングアクション『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』。ゾンビの群れを蹴散らすマシンガンや、新基板「LINDBERGH(リンドバーグ)」によって実現したグラフィックなど、シリーズのファンならずとも注目の作品となっている。
 会場では、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』の他にも、『セガネットワーク対戦麻雀 MJ3』や『ドラゴントレジャーIII』の試遊台の展示、『Quest of D Ver.2.0 護符の継承者』の映像出展などが行われた。以下に、各タイトルを紹介していく。

■『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』
 1997年の初代『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』登場から8年。新基板「LINDBERGH」でリリースされる『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』は、グラフィック面が大幅な進化を遂げている。「LINDBERGH」は光の表現能力に優れており、ゾンビならではの体の「ぬめり」や、背景に差し込まれる光の反射もリアルに再現。
 筐体には62インチワイドモニターが採用されており、画面を埋め尽くすほどの大量のゾンビに立ち向かうことで、これまでのシリーズでは体験できなかった緊張感と爽快感をあわせて楽しめる。

 ガンコントローラーは、前作のショットガンからフルオート式のマシンガンに変更。サブウェポンの手榴弾を使用することで、一度に大量のゾンビを吹き飛ばすことも可能だが、弾数が制限されているので使いどころを考える必要がありそうだ。
 また、ガンコントローラーの内部には加速度センサーが搭載されており、マシンガンを一度振るだけでリロードすることが可能。新システムの「ガチャプレイ」は、この加速度センサーを利用したもので、ゾンビにつかまれたり時にマシンガンをガチャガチャと振ることでピンチから脱出することができる。ステージの最後に待ち構えるボスとの戦闘でも、この「ガチャプレイ」を使用する場面が用意されており、最後まで気の抜けない戦いになりそうだ。

 なお、稼動開始時期は今冬を予定。

62インチワイドモニターが特徴の『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』の筐体。ガンコントローラーも軽量化されており、リロードを何度も繰り返す長時間のプレイでも疲れないようになっている。

今作の部隊は、前々作『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』の「ゴールドマン事件」から3年後のヨーロッパ。『2』で活躍したエージェント“ジェームズ・テイラー”と、クールな女性キャラ“ケイト・グリーン”がゾンビとの戦いに挑む。

新基板「LINDBERGH」によって、ワイドモニターを埋め尽くす大量のゾンビの群れが登場する。ステージ内にはルート分岐が用意されている他、弾を撃ち込むことで壊せる仕掛けなども用意。

■『セガネットワーク対戦麻雀 MJ3』
 『MJ3』は、全国のプレイヤーと段位を競い合う「ネットワーク対戦」やプレイデータを記録できる「MJ2 MEMBER’S CARD」が好評の人気対戦麻雀シリーズ最新作。細かなルールが異なる雀荘を渡り歩く「雀荘モード」が新たに搭載され、より実践的な対局を楽しめる。
 『MJ』シリーズでは、携帯サイト「MJ.NET」上でアイテムを着脱し、対局中に表示される自分のキャラクターを自由にカスタマイズすることができる。『MJ3』では、筐体でキャラクターのビジュアルを確認しながらカスタマイズできるように変更。新アイテムも多数追加されており、今まで以上に個性的なキャラクターを作ることも可能だ。

 また、アイテムの売買を行うオークションの導入や、参戦プロ雀士の追加など、さまざまな新要素が導入された『MJ3』。もちろん前作『MJ2』からデータを引き継ぐことができるので、熱い対局を楽しんでいるファンは稼動開始を楽しみにしていよう。

全国の猛者と気軽に対局できる『MJ』シリーズ。「雀荘モード」や新アイテムの追加だけでなく、対局中の演出も強化されている。

■その他注目タイトル

『Quest of D Ver.2.0 護符の継承者』
現在好評稼動中の『Quest of D』のバージョンアップ版。本日の会場では映像出展のみだったが、ダンジョン外の草原や砂漠といったフィールドマップでの冒険が楽しめるようになるという。また、新職業の「盗賊」と新種族「ドワーフ」、「エルフ」が登場し、キャラクター育成の幅も大きく広がるとのことだ。稼動時期は未定。

『アヴァロンの鍵 弐 -鍵聖戦-』
多彩なカードを駆使しての4人同時対戦が楽しめる『アヴァロンの鍵』の最新バージョンで、こちらも映像出展のみが行われた。ゲームの世界観に深く関わるモンスターをカード化したカテゴリー「レジェンド」をはじめ、47枚の新カードが追加。対人戦をより楽しむためのバランス調整も行われる予定だ。

『ギルティギア イグゼクス スラッシュ』
『ギルティギア イグゼクス シャープリロード』をベースにしたシリーズ最新作。人気キャラクター“ソル”の過去の姿である“聖騎士団ソル”と、「究極の諸刃の剣」を使用する“A.B.A”が新たに登場する。基本システムの変更は少ないが、ユーザーの意見や対戦データをもとにキャラクターの能力を見直すなど、「ユーザーが求める方向」へのバランス調整が施されるとのことだ。今秋稼動開始予定。


『ザ・キング・オブ・ファイターズ XI』
毎年夏の定番となっている『KOF』シリーズ。『KOF XI』では、“オズワルド”と“エリザベート”という2人のオリジナルキャラクターに加え、『餓狼 MARK OF THE WOLVES』から“B・ジェニー”が参戦する。会場の試遊台では、ほとんどのキャラクターを使用することができ、防御行動や特殊行動を行うための「スキルゲージ」システムの存在なども確認できた。今秋稼動開始予定。

『UNDER DEFEAT』
戦闘ヘリを操作するグレブの新作シューティングゲーム。レバー入力によって弾を撃ち出す方向を変えることができ、ボタンを押しっぱなしにすることで一定の方向に発射することも可能だ。



データ

(C)SEGA, 2005
(C)SEGA, 2002,2005
(C)SEGA, 2004, 2005
(C)SEGA Corporation, 2005 / 1998-2005 ARC SYSTEM WORKS Co., Ltd
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