2005年8月5日(金)
『テイルズ オブ ジ アビス』は、本編シリーズ第8作目(すべてのタイトルでは17作品目)にあたる、『テイルズ オブ』シリーズ生誕10周年記念タイトル。開発をナムコ・テイルズスタジオの『シンフォニア』制作スタッフが担当しており、同タイトルで好評を博した3D表現、戦闘システムが踏襲されているという。
キャラクターデザインは、これまでに『ファンタジア』と『シンフォニア』のキャラクターを描いた藤島康介氏が担当。また、ゲーム内のキャラクターにシリーズ初となる「長身モデル」が採用されており、イベントシーンでは藤島氏がデザインしたキャラクターとあいまって、臨場感あふれるドラマ性を実現している。
今回は、基本ストーリーに加えて、物語の主役となるメインキャラクター“ルーク・フォン・ファブレ”と“ティア”の情報を紹介。彼らが『テイルズ オブ ジ アビス』の世界でどのような物語を紡ぎだすのか、今から楽しみだ。
~STORY~ |
ND2000 ローレライの力を継ぐ者 キムラスカに誕生す 其は王族に連なる赤い髪の男児なり 今より2,000年の昔。「第七音素(セブンスフォニム)」の発見により、 惑星の誕生から消滅に至る未来までを記した「星の記憶」の存在が確認された。 そして星の記憶を巡って、“惑星オールドラント”の戦乱の時代が始まる。長きに渡る戦いは大地を疲弊させ、毒をふくむ障気を生み出した。 人々は、星の記憶を読み取る音律士“ユリア・ジュエ”の預言に従い、 滅亡を回避するために、大地深くに障気を封じ込めた。 時は流れて、現代。 世界は“キムラスカ・ランバルディア王国”と“マルクト帝国”の二大国に分割され、危うい平和を保っていた。だが、本当に人々の心を支配していたのは、両国の王ではなく、“ユリアの教え”を守護する“ローレライ教団”によって、世界に発せられる「預言(スコア)」だった。 |
“ルーク・フォン・ファブレ” | |
「俺をケチな盗賊野郎と一緒にするんじゃねぇ」 “キムラスカ王国”の公爵家の1人息子。幼い頃に敵国によって起こされた誘拐事件以来、警護のために屋敷の中に閉じ込められて暮らしている。誘拐のショックで子供の頃の記憶を失っているが、豊富な財力によって何不自由無く育ったため、大変な世間知らずでわがまま。 唯一の趣味は剣の修行で、剣筋は粗いが腕は立つ。 |
“ティア” | |
「どうやら私とあなたの間で超振動が起きたようね」 「預言(スコア)」を司る“ローレライ教団”の教団兵で、「第七音素」の使い手。物心がつく前に両親を失い、兵士となるべく育てられてきた。 無口で自制心が強く冷たい印象を与えるが、可愛いものが好きという一面も。ある事件をきっかけに、ルークと共に旅立つこととなる。 |
『テイルズ オブ ジ アビス』では、「第七音素」や「第七音譜術士(セブンスフォニマー)」、「預言(スコア)」といった“音”に関するキーワード散りばめられている。音楽が物語の重要な要素となるのだろうか。 |
中世ヨーロッパ風の街並みが広がる『テイルズ オブ ジ アビス』の世界。超科学的な力を思わせる、ダンジョンの存在も確認できた。 |
データ
(C)藤島康介 (C)2005 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.
■関連サイト
・『テイルズ オブ ジ アビス』公式サイト
・テイルズ チャンネル
・ナムコ