セガ、次世代業務用基板「LINDBERGH」を発表!『VF5』など対応タイトルも公開
セガは本日9月1日、アミューズメント施設向けゲーム筐体に使用する次世代業務用汎用CG(コンピュータグラフィックス)基板「LINDBERGH(リンドバーグ)」を開発、生産段階に入ったことを発表した。
「LINDBERGH」は、インテル社製のCPU、NVIDIA社製のGPU、サウンド用DSPが搭載された業務用汎用CG基板。PCベースでパーツが構成されているため、PC上でのアプリケーション開発が容易に行えるようになっている。
加えて、業務用ゲーム機向けのネットワークに接続するための通信機能も標準装備。独自のセキュリティシステムも備えており、アプリケーションへの不正なアクセス・複製を阻止する機能も万全となっている。
本日9月1日~3日に幕張メッセで開催される「第43回アミューズメントマシンショー」(一般公開日は3日のみ)には、「LINDBERGH」採用タイトルとして『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』や『バーチャファイター5』といった人気シリーズの最新タイトルが出展。「第43回AMショー」の模様は追ってお伝えするので、各出展タイトルの詳細を楽しみに待っていてほしい。
セガの業務用ゲーム機向け新型基盤「LINDBERGH」。『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』や『バーチャファイター5』など、美しいCGグラフィックを多用するゲームタイトルに特化した基盤だ。
(C)SEGA Corporation
データ
■「LINDBERGH(リンドバーグ)」仕様
【CPU】HTテクノロジ対応 インテル Pentium 4 プロセッサ 3GHz
【メモリ】184pin DDR SD-RAM PC3200 512MB×2(Dual)
【GPU】
・NVIDIA製 GPU搭載
・256bit幅 GDDR3 メモリ256MB搭載
・Vertex Shader 3.0. Pixel Shader 3.0対応
※同じ映像でも異なる映像でも2画面出力が可能(解像度設定も別々に可能)
【サウンド】
・3Dオーディオシンセサイザーチップを搭載
・最大発音数:64音
・5.1ch出力対応
【入出力】
・ビデオ:アナログ出力アナログ D-Sub15pin アナログ/デジタル出力 DVI-I端子の2出力
・サウンド:5.1ch(フロント2chはRCAコネクタを使用)/SP-DIF(光出力)
・LAN:On board 10/100/1000 BASE-TX
・業務用ゲーム入出力:JVS I/Oコネクタ
・シリアル:2ch(1chは232Cと422の切り替え可能)
・USB:USB 2.0×4port
【その他】
・業務用オリジナルセキュリティ機能
・アプリケーション供給:DVD
・ALL.Net接続対応の通信機能を標準サポート
【対応タイトル】
・『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』
・『バーチャファイター5』
・『ΨΦ PSY-PHI(サイファイ)』
・『パワースマッシュ3』
・『アフターバーナー(仮称)』
■関連サイト
・セガ ニュースリリース
・セガ