セガ、次世代ハード用ソフトの開発に向けコンピュータ・グラフィックス専門部門を設立
セガは、2006年4月頃にコンピュータ・グラフィックス(CG)開発の専門部門を新たに設立することを明らかにした。
このCG開発専門部門は、次世代ハード機向けソフトの開発強化および、セガサミーグループにおけるCG開発需要の増加に対応するため設立されるもの。
セガでは、従来機と比較して格段に向上したCG描画処理能力を持つXbox 360やPS3などの次世代ハード機においては、CGがこれまで以上にゲームの表現力を左右し、各タイトルの構成要素においてさらに重要な位置を占めると予想。さらに、セガサミーグループでは家庭用ゲームソフトのみならず、業務用ゲーム機やアトラクション、アニメーションなど、多岐にわたる分野でCGの需要が発生しているため、今回CG開発専門部門の設立を決定したとのことだ。
今後セガは、同部門を柱としたCGの内部開発を推進し、ノウハウの蓄積と効率的な制作体制を構築。また、CGコンテンツのビジネス展開やセガサミーグループ外からのCG開発業務受託といった、新しい収益体制の確立も目指していくとしている。
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