【エンタまつり】「電撃文庫まつり」ではPS2版『灼眼のシャナ』、『キノの旅II』の話題も!
本日10月30日14:30より、秋葉原ダイビル2Fメインステージにおいて「T!FF in AKIHABARA 秋葉原エンタまつりTOKYO ASIA-PACIFIC ENTERTAINMENT FESTIVAL(以下、秋葉原エンタまつり)」のいちイベント「電撃文庫まつり in 秋葉原」が実施された。
「電撃文庫まつり in 秋葉原」では、2005年~2006年にかけて予定されている「電撃文庫」のメディアミックス展開を一挙に紹介。ラジオ番組「電撃大賞」のパーソナリティを務めている声優・森田成一氏、「撲殺天使ドクロちゃん」の原作者・おかゆまさき氏の司会進行のもと、電撃文庫の原作者やイラストレーター、小説をもとにしたアニメ作品の声優といった豪華ゲストを迎え、トークショーやプローションムービーの上映などが行われた。各作品ごとにステージの内容をお伝えしていこう。
●「キノの旅」
ステージには、原作者・時雨沢恵一氏と、アニメやゲームで“キノ”の声を担当している前田愛さんが登場し、小説や演じているキャラクターについてそれぞれ語った。
また、12月1日に発売が予定されているPS2ソフト『キノの旅II -the Beautiful World-』のオープニングムービーも上映。ゲスト2人は、「ゲーム版はオリジナルキャラクターが登場するなど、おもしろいものに仕上がっていると思います(時雨沢氏)」、「いろいろなシナリオが収録されているのですが、最後にストーリーが全部つながります。アフレコ収録をしている時に“なるほど~”と思いました。(前田さん)」と見どころをアピールしていた。ちなみにPS2用ソフトにはゲームをクリアすると、時雨沢氏の「あとがき」が現れるという仕掛けが盛り込まれているとのこと。こちらは小説同様、ユニークなものに仕上がっているそうなので、購入した際にはぜひ最後までプレイしておきたいところだ。
●「灼眼のシャナ」
続いては、「灼眼のシャナ」の原作者・高橋弥七郎氏と、イラストレーター・いとうのいぢさんが登壇。今月から小説をもとにしたTVアニメが放映開始された他、2006年3月にPS2用ソフトが発売予定など、メディアミックス展開が積極的に行われているだけに、トークは関連コンテンツの話題が中心に。TVアニメについては、「爆発がカッコいい。(高橋氏)」、「自分が関わっている作品というのではなく、ファンのような感覚で楽しませてもらっています。(いとうさん)」とそれぞれ話しており、原作者らもそのできばえには満足している様子だった。
また、ステージには、途中からTVアニメで“シャナ”を演じている声優・釘宮理恵さんも加わり、「“シャナ”はツンデレのキャラクター(笑)。実は、第1話収録当時、ツンデレという言葉を知らなくて、“ツンツンとデレデレだよ”と教えられて納得しました!」とコメント。来場者たちを笑わせた。
最後にゲスト3人は、「灼眼のシャナ」は原作を全部読んでいて、すごく入れ込んでいる作品です。皆さんに楽しんでいただけるように、最後まで全力でがんばっていきたいと思っていますので応援してください。ゲームはテーマソングも担当しているので、こちらにも注目してほしいですね。(釘宮さん)」、「「灼眼のシャナ」は挿絵を担当しつつ、原稿もとても楽しみにしている作品です。今後ともよろしくお願いします(いとうさん)」、「いろいろな作品ができているのでそれぞれの発売日を楽しみにしつつ、原作もがんばります。(高橋氏)」と話し、それぞれのコンテンツに期待を寄せるとともに、意気込みを語ってくれた。
その他ステージでは、アニメ化が決定した「半分の月がのぼる空」(橋本紡作)、「しにがみのバラッド。」(ハセガワケイスケ作)、「いぬかみっ!」(有沢まみず作)の3作品に加え、おかゆ氏原作の「撲殺天使ドクロちゃん」をもとにしたPS2用ソフト『ゲームになったよ! ドクロちゃん ~健康診断大作戦~』(アイディア・ファクトリー)も紹介。それぞれの小説のファンは、今後の展開を楽しみにしていたい。
おかゆ氏(左)のしどろもどろな司会ぶりと、それにツッコミを入れる森田氏(右)の軽快なトークに、笑いの絶えないステージとなった。
「電撃文庫まつり in 秋葉原」には、電撃文庫の人気作家が勢ぞろい。
■関連サイト
・「キノの旅」公式サイト
・「灼眼のシャナ」公式サイト
・メディアワークス
・「秋葉原エンタまつり」公式サイト