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2005年11月25日(金)

『FFXIアトルガンの秘宝』最新画像公開!新たに登場する獣人&モンスターも判明

 スクウェア・エニックスは、MMORPG『FINAL FANTASY XI』の拡張ディスク第3弾『アトルガンの秘宝』の最新画像を公開した。

 『アトルガンの秘宝』で新ジョブ「青魔道士」や新たなエリアが追加されることは、すでにお伝えした通り
 今回公開された画像は、座礁したボロボロの船、霧がたちこめる不気味な岸壁、林の中に立ち並ぶ墓碑など、従来のエリアや前回紹介したものとは趣が異なる謎のエリア。人が生活している気配がなく、いずれも不気味な雰囲気を漂わせているだけに、どのような秘密が隠されているエリアなのか、非常に気になるところだ。



 また、『アトルガンの秘宝』で新たに登場する獣人やモンスターもあわせて判明。新獣人“ラミア”や飛べない海鳥“アプカル”、巨大な魚“オロボン”、小型のデーモン種族“インプ”といった新たな敵が、冒険者たちの行く手を阻む。

●ラミア〔Lamia〕
 上半身はヒュームの女性、下半身は毒蛇のような身体をしている妖艶な姿の獣人。暗礁域を拠点とし、人間の兵士の骸(むくろ)を操り「死者の軍団」を編制して襲ってくる。また深夜、彼女らが兵力補充のために町に侵入し、強弓を巧みに用いて人間狩りを行うため、近東の人々は日が暮れるのを大変恐れているらしい。
 一説によれば、“ラミア”は獣人ではなく、かつて錬金術師によって複数の生物より合成された生体兵器(キメラ)の一種だとか……。



●アプカル〔Apkallu〕
 “アプカル”は、近東の島々に群棲する飛べない海鳥で、地上では短い脚での歩行、海中ではヒレと化している翼を用いて高速で泳ぐことができる。近東の人々から「海の賢者」と呼ばれて古来より大切に保護されてきたためか、人間を怖れないが、愛嬌のある外見とはうらはらに、いったん怒らせてしまうと大変なことになるらしい。



●オロボン〔Orobon〕
 近東の海域に棲息する巨大な魚で、獲物を魅了する虹色の発光器と外敵からの反撃を防ぐ鋼のウロコ、小さな歯がびっしり生えた顎が特徴。普段は海底に潜んでいるため、近東でも一部の漁師や食通にしかその存在を知られていなかった。しかしながら、ある人の旅行記で「大変な美味」と紹介されてからはヴァナ・ディール中で話題に。ウィンダスの調理ギルドや漁師ギルドが獲得のために、懸賞金を準備しはじめたとか。



●インプ〔Imp〕
 ここ最近、近東で頻繁に目撃されるようになった小型のデーモン種族。精霊魔法や暗黒魔法に長けているが、性質はいたって臆病者。ただし、彼らが携帯している角笛は想像もつかないような大音量を発し、味方に合図を送ったり、敵の軍勢を混乱させたりすることができるという。大戦時は、“闇の王”軍勢に偵察係や伝令係として使役されていたため、クォン大陸でも古参の兵士の間でよく知られている存在だ。



 新エリアにジョブ、モンスターといった情報が続々と公開され、『アトルガンの秘宝』の発売に期待が高まるばかり。プレイヤーは新たな冒険の幕開けを楽しみに待っていよう。


データ

▼『FINAL FANTASY XI アトルガンの秘宝』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PS2/PC(対応OS:Window98/98SE/Me/2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■発売日:未定
■価格:未定
※『アトルガンの秘宝』は、『FINAL FANTASY XI』の拡張データ。

(C)2002-2005 SQUARE ENIX CO.,LTD.ALL Rights Reserved.
※画面はいずれも開発中のものです。

■関連サイト
『FINAL FANTASY XI アトルガンの秘宝』特設ページ
『FINAL FANTASY XI』公式サイト
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スクウェア・エニックス