2005年11月30日(水)
高くそびえ立つ塔「アル・トネリコ」と浮遊大陸を冒険していく『アルトネリコ』。塔は階層ごとに異なる雰囲気になっており、登っていくことでどれくらいすごい場所を冒険しているか、体感できるようになっているという。 |
続いて発表会では、バンプレストの河内厚典氏が登場し、『アルトネリコ』のゲームシステムを紹介した。
『アルトネリコ』は、前述の通り“詩”が魔法のような力をもっており、この“詩”を奏でられるのは「レーヴァテイル」という希少種族に限られている。物語に登場する2人のヒロインが「レーヴァテイル」で、“詩”を唄うことで主人公の冒険を手助けしてくれる。プレイヤーは、ヒロインたちの精神世界に潜る“ダイブ”を繰り返して信頼関係を築き、新たな“詩魔法”を紡いでいくこととなる。
“詩魔法”は、「グラスノ」という有害物質をヒロインが体内に取り込む「インストール」という儀式を行うことで強化することができる。ヒロインたちの主人公への思いが大きいほど、複雑な「インストール」に耐えることができ、より強力な“詩魔法”を作ることができるという仕組みだ。
さらに、冒険に必要なアイテムを手にいれる方法として、ガストの人気タイトル『アトリエ』シリーズで好評の「調合」システムを彷彿とさせるアイテム作成システム「グラスメルク」を用意。「グラスメルク」を使いこなすことで、さまざまなアイテムを作り出すことができる。
『アルトネリコ』では、ヒロインたちの精神世界に“ダイブ”することで新たな“詩魔法”を手に入れることができる。精神世界のヒロインたちは、その時の精神状態によってコスチュームが変化する。 |
発表会の最後には、『アルトネリコ』のキャラクターを演じる声優陣の中から、主人公“ライナー”役の布施雅英氏、2人のヒロイン“オリカ・ネストミール”役の宮崎羽衣さん、“彌紗(ミシャ)・アルトセルク・リューン”役の野川さくらさん、塔の管理者“シュレリア”役の酒井香奈子さんが登場。以下に、各キャラクターの詳細とそれぞれのコメントを紹介していく。
“ライナー・バルセルト” 物語の主人公。曲がったことが嫌いな熱血少年で、“シュレリア”を守護する「エレミアの騎士」のひとりとして塔の敵“ウィルス”と戦っている。 CV:布施雅英氏 |
“オリカ・ネストミール” 物語のヒロイン。音を力に変える「レーヴァテイル」と人間のハーフで、“詩魔法”を奏でることができる。もとは明るい性格だったが、過去の経験、心に負ったトラウマのため、人との関わりを避けるようになった。「エル・エレミア教会」の聖女候補。 CV:宮崎羽衣さん |
“彌紗・アルトセルク・リューン” 物語のもう1人のヒロイン。「レーヴァテイル」の中でも数少ない純血種で、大きな力を秘めている。豊富な知識を持つインテリ型だが、子どもっぽい部分も持っている。 CV:野川さくらさん |
“シュレリア” 塔の管理者。普段は最上部「リンカーネイション」にいるが、重大なウィルスが発生した場合、“ライナー”たち「エレミアの騎士」とともに戦いに身を投じる。厚い装甲を身につけ、沈着冷静な態度を崩さない彼女の素顔とは…… CV:酒井香奈子さん |
『アルトネリコ』の発表会に出席した面々(写真後列左から、バンプレストの河内氏、“ライナー”役の布施氏、ガストの土屋氏、写真前列左から“シュレリア”役の酒井さん、“彌紗”役の野川さん、“オリカ”役の宮崎さん)。 |
データ
(C)GUST CO.,LTD. 2006 (C)BANPRESTO 2006
■関連サイト
・『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』公式サイト
・バンプレスト
・ガスト