11年ぶりの新作が2006年春に発売!『ボクサーズロード2』発表会に輪島功一氏出席
本日12月5日、アーテインが2006年春に発売を予定しているPSP用ソフト『ボクサーズロード2 ザ・リアル』の制作発表会が都内にて行われた。
『ボクサーズロード2』は、1995年にアーテインの子会社ニューから発売され人気を博したボクシングゲーム『BOXER’S ROAD』の続編に当たるタイトル。ジム入門からプロテスト、デビュー戦といった1人のボクサーの人生を体験するというコンセプトはそのままに、139名の実在選手が実名で登場する、デジカメで撮影した顔の写真を取り込みキャラクター化できる、といったさまざまな新要素が盛り込まれている。
本日行われた発表会には、アーテイン代表取締役社長の成島康之氏、東日本ボクシング協会 事務局長の金子健太郎氏、そして元世界ジュニアミドル級チャンピオンで現在日本プロボクシング協会 副会長を務めている輪島功一氏が出席。『ボクサーズロード2』の制作が発表されるとともに、成島氏と輪島氏の間で日本プロボクシング協会公認ソフトということを示す調印式が実施された。
成島氏は『ボクサーズロード2』について、「前作の『BOXER’S ROAD』は、僕が初めてゲーム開発に携わったタイトルです。『BOXER’S ROAD』は、ファンの方から“このゲームをきっかけにプロボクシングのライセンスを取りました”という手紙をいただき、その後のゲーム開発に対する姿勢を固めた思い出深いタイトルです。11年の時を超えて、『ボクサーズロード2』を発売できることを非常にうれしく思います」と語った。
一方輪島氏は、元ボクサーという立場から「こういうゲームは、遊ぶことで現役の気分を味わえてありがたい。この『ボクサーズロード2』を遊んで、ボクシングに興味を持ってくれる人が増えたらうれしいね。今回は若い選手たちが実名で出てるけど、次回作にはノーギャラでいいから自分も出演させて欲しい」と、今作を高く評価していた。
ファン待望の続編となる『ボクサーズロード2 ザ・リアル』の発売が発表された本日の制作発表会。アーテインでは、今作を皮切りに『ボクサーズロード』シリーズとして継続して新作を開発していくとのことなので、今後の展開が楽しみなところだ。
元世界チャンピオンの輪島氏が出席した、『ボクサーズロード2』の制作発表会。会場では、日本プロボクシング協会の公認となる調印式もあわせて行われた(写真下段、左から輪島氏、成島氏、金子氏)。
発表会の終了後には、輪島氏によるトークショーも実施。ボクシングを通して培った人生哲学、ダイエットにもつながる効果的な筋肉の付け方、団子の話をおもしろおかしく語ってくれた。
データ
▼『ボクサーズロード2 ザ・リアル』
■メーカー:アーテイン
■対応機種:PSP
■ジャンル:SPG
■発売日:2006年春
■価格:6,090円(税込)
■関連サイト
・アーテイン