タイトー、2006年3月31日付けでスクウェア・エニックスの完全子会社化が決定

　タイトーは、2006年3月31日付けでスクウェア・エニックスの完全子会社である株式会社SQEXと合併し、スクウェア・エニックスの完全子会社となることを明らかにした。

　すでにタイトーは、スクウェア・エニックスが8月23日～9月21日に実施した株式公開買い付け（TOB）により、9月28日付けで同社連結子会社となっていた。当初スクウェア・エニックスは、産業活力再生特別措置法第12条の9に基づく金銭交付による株式交換を行うことで、タイトーの完全子会社化を目指していた。
　その後の検討の結果、手続きの迅速性および財務戦略の総合的観点から、SQEXを存続会社とした吸収合併方式によりタイトーと合併し、完全子会社化する方法を選択したとのことだ。

　吸収合併により誕生する会社の商号は、被合併会社である「タイトー」の商号を引き続き使用。代表取締役社長には、現タイトー代表取締役社長である西垣保男氏が就任し、新任取締役候補としてはスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏、同社取締役経理財務担当の松田洋祐氏の名前が挙がっている。

■関連サイト
・タイトー ニュースリリース
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