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2005年12月26日(月)

「TSUTAYA三軒茶屋店」にピエール瀧登場!「PSP@三茶」で『バイトヘル2000』話

 12月22日、「TSUTAYA 三軒茶屋店」において、カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国で展開しているゲーム販売店「Game TSUTAYA」と「電撃PlayStation」(小社刊)による店頭イベント「PSP@三茶」第4回が開催された。

 12月に入り、クリスマスムードが高まる三軒茶屋の街を舞台に繰り広げられてきた「PSP@三茶」もついに最終回! ラストを飾ったのは、当日SCEから発売されたPSP用ソフト『バイトヘル2000』、会場には同作のディレクターのピエール瀧氏とプロデューサーを務めた藤澤孝史氏が登場し、開発現場の裏話や今後の展開についてのトークが行われた。

 『バイトヘル2000』は、2人が1998年に世に送り出したPS用ソフト『グルーヴ地獄V』の流れをくむゲームソフトとして開発されたゲームタイトル。藤澤氏によると、「今作は、私が現在開発を進めているPS2用ソフト『サイレン2』に、ピエール瀧氏に出演してもらうことになった時、楽屋で“また『グルーヴ地獄V』みたいなゲームを作らない?”という話になって開発が決まりました。アートディレクターの田中さんには、中野ブロードウェイに髪を切りに行ったとき、たまたま会って“またよろしく”とお願いしました」という経緯で、『グルーヴ地獄V』の開発に関わった3人がふたたび集まることになったという。

 一方、ピエール瀧氏は『バイトヘル2000』の開発コンセプトについて、「今作は、アジアの一部地域で売られている「100in1」みたいなのっておもしろいと思ったところから始まっています。タイトルも最後まで『バイトヘル2000 100in1』みたいな感じにしようとがんばったんですが、ゲームを100個用意するのは無理だ、ということであきらめました(笑)」とのこと。さらには、「ちょうど休みの時期に発売になります。年末の大型タイトルはやりつくした正月の深夜。親も寝た、TVもつまらないのしかやってない、朝まで何すんだこりゃ~、というときに遊んでみたらいい。人生の暇つぶしと時間の無駄遣いのためのゲームです」と、今作に秘められた(?)思いを語ってくれた。

 続いて、トークは開発時の裏話に。『バイトヘル2000』は多くのゲームが収録されたタイトルということで、ピエール瀧氏いわく“窓のない部屋”に開発陣が集まって、各ゲームソフトのアイディアを出し合うところから始まったと話す。2人はそれぞれ、「僕はディレクターとは名乗っているけど、ゲーム作りに関しては素人。ゲームの良し悪しは感覚的なところでしか判断できないので、形にしてくれたのは一緒に開発に携わったクリエイターたちです。無茶なことばかり言ってくるやつに、みんな1年近く付き合ってくれて本当にありがたい。こんなくだらないゲームを本気になって開発して、プロの集団だと感じました(ピエール瀧氏)」、「通常ゲーム制作は、1年~1年半かけて同じものを作り続けて、ダメだった場合は一瞬で白紙になるようなもの。『バイトヘル2000』は2週間ぐらいで1つのゲームを作る、ということを何度も繰り返す形で、みんなの勉強になりました。開発スタッフの中に新人プログラマーが2人いたんですが、そうとう使えるようになりましたね(藤澤氏)」と、共に開発を進めたスタッフについてコメントした。

 また、『バイトヘル2000』の公式サイトには、2006年1月10日からランキングが用意され、自分の記録を登録できるとのこと。ピエール瀧氏は全国のプレイヤーがどれくらいゲームをやりこんでいるか非常に気になっている様子で、「ボールペン工場2」を例に挙げ「みんながどれくらいキャップをはめているか、早く知りたい。“こいつ、狂ってる!”という記録を期待しています(笑)」と語った。

 最後に、ピエール瀧氏は「やりこめば自分の記録を人に見せ付けたくなる、反応を見たくなるようなゲームがたくさんあります。単純な作業のゲームもあるけど、やりこむことでだんだん慣れてきて、自分だけのリズムが生まれてくる。ぜひやりこんで、ランキングに登録して自慢してください」、藤澤氏は「ひたすらはまれる、楽しみの幅が広いゲームです。くだらないけど作りこんでいるという、不思議なゲームが多いので楽しんでください」と、それぞれ全国のプレイヤーにメッセージを送ってイベントを締めくくった。

 年明けに用意されるランキングをはじめ、さまざまな楽しみ方が用意された『バイトヘル2000』。一人でも大勢でも楽しめるようなゲームタイトルとなっているので、年末年始の休暇に遊んでみてはいかがだろうか。

「電撃PlayStation」編集長の倉西誠一(写真左)を聞き役に、全4回にわたって開催されてきた「PSP@三茶」。最終回となる第4回は、『バイトヘル2000』のディレクター・ピエール瀧氏とプロデューサー・藤澤孝史氏が登場。

会場となった「TSUTAYA 三軒茶屋店」は、ピエール瀧氏がよく利用する店舗。いい機会ということで、ピエール瀧氏は会員証の更新を行っていた。

当日藤澤氏は、『バイトヘル2000』の関連アイテム「スペシャルジゴクパック」のTシャツを着用。大きくデザインされた“薪”が人目を引いていた。



ピエール瀧氏が、会場に来ていた来場者に向けて『バイトヘル2000』の“ドウグ”を披露。


データ

▼『バイトヘル2000』
■メーカー:SCE
■対応機種:PSP
■ジャンル:ETC
■発売日:2005年12月22日
■価格:5,040円(税込)

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プレイステーション・ドットコム・ジャパン
Amazon
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■関連サイト
『バイトヘル2000』公式サイト
SCE PSP情報ページ
SCEJソフト情報ページ
SCE
TSUTAYA online


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