News

2005年3月3日(木)

マイクロソフトのXbox次世代機向けソフト開発に岡本吉起氏と水口哲也氏が参加

 マイクロソフトは、Xbox次世代機向けソフトの開発に、ゲームリパブリックの岡本吉起氏とキュー エンタテインメントの水口哲也氏が参加することを発表した。

 岡本氏は、『ストリートファイター』シリーズなどの人気タイトルを手がけてきたクリエイター。現在は開発会社ゲームリパブリックを設立し、新規タイトルの開発を進めている。Xbox次世代機参入について岡本氏は、「誰でもエンディングまで行けるゲームを作ることが目標です。もちろん、簡単なゲームという意味ではなく、思わず最後までやってしまうおもしろさがゲームには必要です。今回、ゲームリパブリックで制作中のゲームもその考えに基づいていますし、加えて今まで経験したことのないおもしろさや新しい発見をユーザーの皆様に提供することができると思っています。しかし、それらを実現するのは簡単ではありません。今回の企画を実現するハードとして、最もフィットしたのがXbox次世代機でした」とコメントしている。

 一方の水口氏は、『スペースチャンネル5』シリーズ、『Rez(レズ)』といった個性的なタイトルをリリースし、開発者向けカンファレンス「Game Developers Conference」などの講演活動も行っている人気クリエイター。水口氏は「ゲームは世界観やストーリー、アクションといった様々な要素で構成されていますが、今回は何よりも遊んだユーザーの皆様のエモーションに強烈な印象を残せる作品を作りたいと思っています。質の高いグラフィックスやサウンドといったハードのパワーが可能にする優位性はあえて言うまでもありません。僕の最大のチャレンジは、最強のハードで最高の表現力を見せ付けることだけではありません。与えられた表現力をフル活用して、どれだけ心に残る強いメッセージを伝えられるかだと思っています。Xbox次世代機は必ずこの業界に大きなムーブメントを引き起こすと信じており、その中で今までにない最高のエンターテイメント体験を実現したいと思っています」と語っている。



先週末にお伝えしたミストウォーカーの坂口博信氏に続き、岡本氏(写真上)と水口氏(写真下)がXbox次世代機向けソフト開発を発表。人気クリエイターである両氏の手によって、どのようなソフトが誕生するのか期待が高まる。


■関連サイト
ゲームリパブリック
キュー エンタテインメント
Xbox公式サイト