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2006年1月25日(水)

SCEWWS、米国GHOSTHOUSEPICTURESにPS2用ソフト『SIREN』の映画化権を許諾

 SCEの日米欧およびアジアのソフトウェア制作部門を統合するSCE ワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)は、SCE WWS JAPANスタジオが制作したPS2向けホラーアドベンチャーゲーム『SIREN(サイレン)』の映画化権を、米国・カリフォルニア州のホラー映画制作スタジオGHOST HOUSE PICTURESに許諾した。

 映画化権の許諾を受け、GHOST HOUSE PICTURES Executive ProducerのSam Raimi氏は、「SCE WWS JAPANスタジオの外山圭一郎氏(『SIREN』シリーズディレクター)が描いた、オリジナリティー溢れるイメージやキャラクターたちが織り成す、“非常に不安で呪われた世界(an intenselyunsettling and haunted world)”を映画のスクリーン上でも再現していきたいと思います」とコメント。
 また、SCE WWS JAPANスタジオのエグゼクティブ・プロデューサーであり、『SIREN』シリーズ・プロデューサーを務めている藤澤孝史氏は「我々が創り上げた世界観やイメージに共鳴し、この度、Sam Raimi氏が新たな『SIREN』をスクリーン上に再構築していくことに対して、チーム一同大いに期待しています」とおおいに期待を寄せている模様だ。

 なお、2月11日より全国東宝洋画系にて公開が予定されている映画「サイレンFORBIDDEN SIREN」は、2月9日に発売が予定されているPS2用ソフト『SIREN2』を原作としており、SCE WWSがGHOST HOUSE PICTURESに映画化権を許諾した『SIREN』の映画とは異なる作品となっている。

日本国内で2003年11月に発売されたPS2用ソフト『SIREN』は、モーションキャプチャーを駆使したリアルな映像表現、恐怖心を煽る独特な雰囲気などで、多くのホラーゲームファンに支持された作品だ。

(C)Sony Computer Entertainment., Inc

■関連サイト
『SIREN』公式サイト
PlayStation.jp
SCE