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2006年10月23日(月)

キューの水口氏、全米が選ぶ注目プロデューサー50人に選出

 キューエンタテインメントは本日10月23日、同社の代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)の水口哲也氏が、米プロデューサー組合が選ぶ「Digital50」の1人に選出されたことを発表した。

 「Digital50」は、全米プロデューサー組合がアニメ、DVD、ゲーム、モバイル、映像効果といったデジタルエンターテインメント業界において、革新的な働きをした世界的なプロデューサー、クリエイターを50人選びだし、「New Media Producers and Innovators」として表彰するもの。その第1回目となる今年は、『ザ・シムス』のプロデューサーのウィル・ライト氏、「スター・ウォーズ」の視覚効果を手がけてきたデニス・ミューレン氏、「Google」の創始者のラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏などが選出されている。
 また、日本のクリエイターの中では水口氏の他、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』シリーズを監修した東北大学未来科学技術共同研究センターの川島隆太教授、コナミの人気タイトル『METAL GEAR SOLID』シリーズの小島秀夫監督が選ばれている。

 今回の受賞に際し、水口氏は「ハリウッドのプロデューサー陣をはじめ、エンタテインメントの世界で大きな実績を築いてきた方々が、僕らの活動をこのような形で評価してくれたことに、大きな喜びと、未来へのエールを感じています。今後も世界に向けて新たなエンタテインメントを創造し続けていきたいと思います」とコメントしている。

セガ時代の代表作『Rez』を始め、音楽とゲームの融合を目指す創作活動を続けてきたことが評価され、「Digital50」に選ばれたとのこと。水口氏は現在、ミュージックプロデューサーとしても活動している。

※写真は2006年9月24日に「東京ゲームショウ2006」のKDDIブースで行われたトークショーのもの。

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