アムロ・ザク出動!?「キャラホビ」に『機動戦士ガンダムスピリッツオブジオン』出展
8月19日、幕張メッセで開催された「C3×HOBBY キャラホビ2006」のバンプレストブースにおいて、AC用ゲーム『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン ~修羅の双星~』のステージイベントが行われた。
本作は、「機動戦士ガンダム」の世界やストーリーをモチーフとした三人称視点のガンシューティングで、7月20日に行われたバンプレストの内覧会「株式会社バンプレストマシンプライベートショー」にも出展されていた。プレイヤーはジオン軍のモビルスーツ「ザクII」に乗り込むパイロットとなり、ガンコントローラ「ザクマシンガン」を操作し、地球連邦軍のモビルスーツなどを相手にミッション形式のステージをクリアしていく。
プレイヤーキャラクターとなる主人公は、本作のオリジナルキャラクター“ロビン・ブラッドジョー”と、“カート・ラズウェル”の2人からどちらか選択可能。さらに、1Pと2Pのプレイヤーが協力し、合体攻撃を繰り出すこともできるようになっている。稼動開始時期は、2006年12月予定。
ステージイベントには、本作プロデューサーの北本卓士氏、ゲストとして“アムロ・レイ”役でおなじみの古谷徹氏が登場。北本氏がゲーム内容や操作方法を説明した他、古谷氏のデモプレイなどが披露された。
デモプレイに挑戦した古谷氏は、“アムロ”の声で「落ちろ落ちろ!」、「ジムのくせにけっこう早いな」とセリフを発するなど余裕を見せていたものの、ゲームが進むにつれてプレイに熱中。プレイした感想を「奥が深いですね。普通のガンダムのゲームだとモビルスーツを動かしたりしないといけないですけど、このゲームは撃つのに集中できますね」と話し、ガンシューティングならではのゲーム性が味わえた様子だ。
また今回、デモプレイ用にゲーム開始早々「ガンダム」を相手に戦うことができる特別バージョン「アムロスペシャル」が用意されており、普段は“アムロ”として「ガンダム」を操縦する側の古谷氏が「ガンダム」を相手に戦うという夢の対決が実現。「今日だけはジオン軍の“アムロ”としてやってみたいと思います。アムロ・ザク、行きまーす!」という古谷氏の掛け声とともに戦闘が開始されたが、やはりそこは「ガンダム」。スピーディな動きに照準をあわせることが難しく、なかなか攻撃が当たらない。残念ながら結果は敗北となってしまったが、「ボクだってニュータイプなのに!」、「食らえ、ガンダム!」といった“アムロ”のセリフも多数飛び出し、おおいにステージを盛り上げていた。
最後に古谷氏は、「手ごたえがあって、非常におもしろいです。年末から稼動するとのことなので、近所のゲームセンターで友だちと一緒にどんどん楽しんでください。このゲームで人気がでると、そのうち『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ 連邦軍』が出るかもしれないので、期待したいと思います(笑)」と本作をアピール。「機動戦士ガンダム」シリーズのファンは、今から稼動開始を楽しみに待っていたい。
なお、『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン』は、9月14~16日(一般公開日は9月16日のみ)に開催される「第44回アミューズメントマシンショー」に出展されることが決定。試遊も可能とのことなので、稼動を待ちきれないという人は足を運んでみてはいかがだろうか。
新作AC用ゲーム『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン』のお披露目となったステージイベントには、ジオン軍の制服を着用した北本氏、連邦軍の青い制服を着用した古谷氏が登場。デモプレイでは、古谷氏が「ごめん、シャア、当たっちゃった」、「シャアの味方をしてしまった……」といったセリフで会場を盛り上げる。
古谷氏が「ガンダム」を攻撃するという本作ならではの対決が実現。古谷氏は「いつもガンダムを操縦しているので、不思議な感覚ですね」と語っていた。
「アムロスペシャルバージョン」のデモプレイは、来場者の中から選出された一般ユーザー2名も体験。デモプレイ中は、古谷氏がガンダムに乗り込んでいる“アムロ”の声をアテレコするといったファンサービスも。
専用のガンコントローラ「ザクマシンガン」での操作が特徴の『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン』。「ジャブロー」、「ニューヤーク」、「ソロモン」、「ア・バオア・クー」の全4ステージを舞台に、「機動戦士ガンダム」らしいさまざまなミッションが用意されている。
(C)創通エージェンシー・サンライズ
■関連サイト
・『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン ~修羅の双星~』公式サイト
・バンプレスト